日本から久々に本格派スポーツカーが登場して話題となっている「GRスープラ」。オートスポーツwebの姉妹媒体「GENROQ Web」は、いち早くこのGRスープラを独占取材している。今回より3回に分けてレポートする、そのPart.1は、自らが開発したGRスープラのステアリングを握る多田チーフエンジニアの助手席に乗り込んでの同乗インタビューだ。
テスト地は、マルセイユ近郊。ここを舞台にスープラの一般道におけるテストを行った、まさにその場所で同乗しながら、ジャーナリストの島下泰久氏が鋭く斬り込んでいる。徹底的な公道テストを主体としてスープラを開発した理由や、シャシー関連のセットアップ、ヨーロッパでテストする狙いなど、スポーツカーを仕上げるためのポイントや手法を聞き出すことに成功。
また、多田チーフエンジニアがこだわったのは、スポーツカーらしいエキサイティングなエキゾーストノートだったことも判明。直列6気筒エンジンが発する独特のサウンドは、思いのほか苦戦したようだが……。
事実上の兄弟車となるBMW Z4がひと足先にデビューしている今、その違いもさることながら、GRブランドとしてスポーツカーを如何に仕立ているのか、またスープラという名を聞いて心に響く層にとって受け入れたくなるだけのクルマに仕上がっているのか、今回から始まる動画を見れば参考になるだろう。
https://youtu.be/u1qa3HydLJw