KIRINZは5月8日、女子大生の「お金と購買行動」に関する調査結果を発表した。調査は今年2月中旬から3月上旬にかけて、都内46大学に在学する女子大生500人を対象に実施。インターネット上で回答を得た。
毎月、何にお金を使っているか複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「服・美容」(181票)だった。約4割の女子大生が容姿に関わる事に最もお金を使用している。2位は「食費」(102票)、3位には「交通費」(76票)がランクインした。友人付き合いにともなってかかっている消費だと見られる。
今まで一番お金を使った物として挙がったのは、1位が「旅行」。2位「洋服」、3位「服・美容」という結果となった。一番金額が高かったのは「留学」の60万円だった。
女子大生の貯金額平均は15万円、お小遣いは「もらっていない」がトップ
女子大生の27%が「ユーチューブを見て物を購入したことがある」と回答した。購入した物は、約半数が「コスメ」、約3割が「食べ物」、約2割が「服」と回答した。
貯金額で一番多かったのは「していない」で、全体の約4割を占めた。次いで「10万以上」が約2割。約1割が「50万以上」と回答している。中には「450万」と回答した人もいた。
ひと月にもらうお小遣い額を聞いたところ、最も多かったのは「もらっていない」で、約半数に上る。2位は「3万円」、3位は「5万円」で、「10万円以上」と回答した女子大生も約1割いた。
6割の女子大生がクレジットカードを所持 月々の支払い額は「3万円」が最多
続いてネットショッピングの利用頻度について聞いた。1位は「毎月利用する」で約3割、2位は「2月に一度利用する」で約2割という結果となった。よく利用するサイトは「ZOZOTOWN」で約9割。2位は「Amazon」だった。
また、女子大生の58%が「クレジットカードを持っている」と回答した。月々の支払い額は1位が「3万円」で約2割。2位「4万円」、3位「0円」と続く。全体で約1割が毎月5万円以上使っているという結果となった。
投資に関しては、女子大生の7%が「投資したことがある」と回答。昨年話題になった「仮想通貨」「暗号通貨」に投資した人が多かった。