ディスコは5月7日、5月1日時点での就職内定率を発表した。調査は今年5月上旬に、2020年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)1293人を対象に実施。インターネット上で回答を得た。
5月1日時点の内定率は51.1%で、前月(26.4%)より24.7ポイント上昇した。また、前年同期実績(42.6%)を8.9ポイント上回る結果となった。
内定率は4年連続増加 17.9%(2016年)から33ポイント上昇
就職活動を終了する人は全体の21.8%で、前年(14.2%)を7.6ポイント上回った。「就職先を決定して活動を終了する人」は18.1%、「内定はもらっているが就職先は未決定で活動を終了する人」は3.7%、「内定ありで活動を継続する人」は29.3%、「内定なしで活動を継続する人」は48.9%だった。
5月1日時点の内定率は4年連続増加傾向にあり、2016年卒(17.9%)から33.2ポイントも増加している。売り手市場の傾向がますます強まっているようだ。
内定を得た企業の従業員規模については、1000人以上の大手企業からの内定が60.9%を占め、前年(54.7%)を6.2ポイント上回る結果となった。うち27.1%が5000人以上の規模の企業からの内定だった。
内定保持者の今後の方針としては、「内定企業よりも大きい企業を中心に活動」が過半数の52.0%、「内定企業と同規模」が42.2%、「内定企業よりも小さい企業」が5.8%という結果となった。