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アイドルのセカンドキャリアを支援! 寿司職人の専門学校が元芸能人向け「一芸入学制度」開始

2019年05月08日 17:30  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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東京すしアカデミーは5月7日、芸能人のセカンドキャリアを支援するという趣旨で「一芸入学制度」を創設した。募集するのは「寿司職人養成インターンシップコース」で、受講費用165万円が免除される。

卒業後は直営店での修行を経て新店舗の大将を目指す。独立開業してオーナーを目指す場合には、その時のスキルや事業計画を審査の上、支援・出資を受けられる。長期勤続によるキャリア形成を図る観点から、応募できるのは満20歳~34歳まで。俳優やアイドル、プロレスラー、マジシャンなど、エンターテイナー経験者であれば性別は問わない。

「お客様を魅了する技や度胸を磨いてきた俳優やアイドルに『寿司職人』は天職」


「寿司職人養成インターンシップコース」では8か月間の授業で、職人に必要な基本技術と技巧的な応用技術を習得する。また、店舗マネジメントに必要な数字管理、語学なども学び、商売人としてのスキルも学ぶことが出来るという。インターン研修では給料をもらいながら、2か月ごとに実店舗で現場経験を積む。

同社は、「美味い寿司を握ることと同じくらい重要なのがエンターテイメント性」と指摘する。

「カウンターは寿司職人にとって舞台です。握る所作の美しさや楽しい会話も寿司屋の醍醐味です。エンターテイメント業界でお客様を魅了する技や度胸を磨いてきた俳優やアイドルの方たちにとって、『寿司職人』は天職なのではないかと我々は考えます」

募集は、開講スケジュールに応じて期日が異なる。8月26日開講の講座は5月31日、10月28日開講の講座は7月31日、来年1月開講の講座は9月31日が応募期日となっている。その後のスケジュールは順次公式サイトに掲載される予定だ。

合格者はそれぞれの期間で最大2人まで。入学希望者は特設サイトから申し込む。