トップへ

大丸松坂屋百貨店が下関大丸を2020年3月に吸収合併、地方百貨店構造改革の一環で

2019年05月08日 16:11  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

下関大丸の公式サイトより
J.フロントリテイリンググループの大丸松坂屋百貨店は、同社連結子会社の下関大丸を消滅会社とする吸収合併を2020年3月に実施する。同グループの地方百貨店構造改革の一環として直営化を図り、継続的な成長を目指す。

>>2020年11月には名古屋に大丸松坂屋百貨店の新商業施設が開業
 同グループは人工減少や高齢化などを背景に、各エリアのニーズを踏まえた地方百貨店の抜本的な改革に取り組んでいる。昨年3月には大丸松坂屋百貨店に地方郊外店改革推進部を設置した。下関大丸を直営化することにより、取引先との交渉力の強化やスケールメリットを活かしたバイイング力の向上を見込んでいるほか、後方部門の機能を本社組織に集約することで効率的な店舗運営を行う狙いがある。
 下関大丸は1950年9月に設立。同年11月に開店した。2019年2月期の業績は、売上高が133億5,200万円、営業利益が7,800万円。