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レディー・ガガ、METガラで圧巻の“四変化”披露

2019年05月08日 12:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

長いトレーンのド派手ドレスで登場したガガ(画像は『Lady Gaga 2019年5月6日付Instagram「#METGALA #METGAGA」』のスクリーンショット)
セレブが一堂に会する年に一度のファッションの祭典「METガラ」が、今年もニューヨークのメトロポリタン美術館にて開催された。レディー・ガガは多数のカメラに囲まれるなか次々とドレスを剥ぎ取り圧巻の“四変化”を披露、人々の視線を釘付けにした。

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現地時間6日、ニューヨークのメトロポリタン美術館にて「METガラ」が開催された。今年のテーマは「Camp: Notes on Fashion」(キャンプ:ファッションについてのノート)。米出身の作家スーザン・ソンタグが1964年に発表したエッセイ『Notes on Camp』(キャンプについてのノート)によれば、“キャンプ”のエッセンスとは「不自然なものに対する愛:優れた技巧と誇張」であり、「METガラ」公式HPでは「皮肉やユーモア、パロディー、芸術作品の模倣、芝居がかったわざとらしさ、誇張」などと形容している。

そんな抽象的で難易度の高いテーマを掲げた今年の「METガラ」に、レディー・ガガが選んだのは「Brandon Maxwell」のショッキングピンクのドレスだった。ウエスト周りの大きなリボンとパフスリーブはかなりのボリューム、そして長いトレーン部分は黒い傘をさしたスーツ姿の男性に持たせながら、エントランスを歩く姿はさすがの貫禄であった。

しかし一通りポーズを決めたガガは、頭につけていた巨大なリボンを自らほどき始めた。ドレスを手がけたデザイナーのマックスウェル氏本人がウエストの大きなリボンをほどきガガのドレスを脱がせると、下にはなんと黒いドレスが隠れていた。付き人から拝借した黒い傘をクルクルと回しながら階段を上り下りするガガ、黒いドレスの下には再びショッキングピンクのドレスが現れ、今度は大きなサングラスをかけ巨大な電話を片方に話し込む。ガガの周りを付き人が忙しく行き交うなか、最後は黒のランジェリー姿を披露したのであった。


圧巻の“四変化”とガガの演出力は、まさに“グランドエントランス”という言葉が相応しい。ファッションはもちろんのこと、見る者をアッと驚かせるサービス精神と小物を取り入れた遊び心あふれるお茶目な演出も、今年のテーマに十分沿っていたようだ。


レディー・ガガの“四変化”には、

「なんという斬新なアイディア!」
「今夜の主役!」
「すべてにおいて“クイーン”」

など多数の称賛コメントが寄せられており、ガガがInstagramに投稿した数々の写真にもそれぞれ100万件を超える「いいね!」が集まっている。

映画『アリー/スター誕生』ですっぴんを披露し女優として新境地を開拓したレディー・ガガだが、久しぶりに見せた大胆不敵な奇抜ファッションに「やっぱりガガはこうでなくちゃ!」と感じたファンも多かったようである。

画像は『Lady Gaga 2019年5月6日付Instagram「#METGALA #METGAGA」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)