米Googleは7日、開発者会議で新スマートディスプレイ「Nset Hub Max」を発表した。既存の「Google Home Hub」を大きくし、またカメラを搭載するなどグレードアップしている。今夏に米国や英国、豪州などで発売する。価格は229ドル(約2万5000円)。
また、Google Home Hubの方は名称を「Nest Hub」に変えて発売国を拡大し、日本でも販売されることが発表された。こちらは129ドル(約1万4000円)。・セキュリティカメラとして名称にMax と入っていることから想像がつくかと思うがNest Hub Maxは旧Home Hubより大きく、スクリーンサイズは10インチ。フロントカメラを搭載している。
このカメラでは、Google Duoを使ってビデオ通話ができるだけでなく、家の中を外出先からスマホでのぞいたり、留守中に不審な動きを感知したらスマホにお知らせが届くようにしたりもできる。つまり、セキュリティカメラとしても使える。
カメラは6.5メガピクセルで、使用しないときは背面についているスイッチでオフにできる。・ジェスチャーで操作もNest Hub Maxにはそのほかにもスマートな機能を搭載している。たとえば、登録すると家族の顔を見分けて、とらえた顔の人の予定や行き先までの交通情報などを表示したりする。
さらには、手のジェスチャーで音楽のボリュームを調整するなどの機能も搭載。もちろん、音声操作にも対応する。
ここまでくるとスマートディスプレイを超えた存在で、スマートスピーカーが急速に浸透しつつあるように、こちらも「1家に1台」的な存在になるのかもしれない。
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