トップへ

レッドブル・ホンダのガスリー「全チームがアップグレードを導入するグランプリで、いい戦いをしたい」:スペインGPプレビュー

2019年05月08日 09:21  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2019年F1第4戦アゼルバイジャンGP ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第5戦スペインGPで、ほとんどのチームがアップグレードを導入するなか、レッドブル・ホンダがどのようなパフォーマンスを見せるのかが楽しみだと、ピエール・ガスリーは語っている。

 シーズン序盤4戦のフライアウェイが終了し、スペインGPからヨーロッパラウンドがスタートする。例年、ここでほとんどのチームが大規模なマシンアップデートを行う。

 レッドブルも新パーツを持ち込む予定であるが、チーム代表クリスチャン・ホーナーは、「大改革というより進化」の比較的小規模なアップグレードになると述べている。

「バルセロナでのレースは、ヨーロッパラウンドの初戦だからいつも盛り上がる。ここからシーズン中盤がスタートするんだ」とガスリー。

「僕にとっては、他のどこよりも走りこんだ経験があるトラックだ。ジュニアカテゴリー時代もテストはいつもここで行われていたし、このトラックのことは皆がよく知っている」

「スペインにはどのチームもアップグレードを持ち込んでくるから、そういう点でもわくわくするよ。すべてのチームが一歩前進するんだ」

「僕らのチームは昔からこのコースでは強いので、今年どういうパフォーマンスを発揮できるのか確認するのを楽しみにしている」

「スペインのファンは情熱的で、大勢がレースを見に来る。フランスにも近いから、ファンが応援しに来てくれるんじゃないかな。グランドスタンドにたくさんの旗が見えるとうれしいし、より一層励みになるよ」

 トロロッソからレッドブルに昇格した今年、開幕直後は思うように力を発揮できずにいたガスリーだが、徐々に物事がうまくいき始めていると述べている。

「(アゼルバイジャンは)最初の3戦よりはずっとうまくいった。マシンの感触がよくなって、前よりも思いどおりに走れたんだ」とガスリーは言う。

「自分を適応させているところだ。正しい方向に進んでいると思う。マシンの挙動が予想しやすくなってきたし、自分自身のドライビングのアプローチも変えてきた」

「まだ課題は残っているけれど、週末を過ごすたびに改善している」