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シェアハウスのその先へ!超ミニマリストのための居住サービス「PodShare」に注目

2019年05月08日 06:31  Techable

Techable

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都心の家賃は高い。特に社会人になったばかりの若者には負担が大きすぎる。そこで登場したのがシェアハウスだ。街中にも関わらず家賃は格安、家具や家電も完備。何より身一つで暮らせる自由がそこにある。・生活に必要なものをすべて備えた超ミニマム空間アメリカの大都市ロサンゼルスでは、さらに一歩先行くサービスが大人気。超ミニマムな空間を大勢で共有する「PodShare」が話題となっている。供給住宅は市内全域に200件以上存在し、ハリウッドやウェストウッドなど利便性の高いエリアでも1泊50ドル(約5600円)で利用できる。

Pod(ポッド)とはもともと、ツーリスト向けのミニマルスペースのこと。ツインまたはクイーンサイズのベッドが敷き詰めてあるだけという簡素な空間だ。少しぜいたくなものだと、ベッドをデスクに変換できたり、スーツケース用のクローゼットを備えているところもある。いずれもNetflix、Huluの視聴が可能。個人用コンセント、LEDナイトライトと低反発マットレス、22インチのフラットスクリーンテレビも完備されている。キッチンとバスルームは共用だが、朝食用の食品やタオル、アメニティもちゃんと用意されている。・自由で優雅なボヘミアンライフ現在の会員数は約5万人。観光客はもちろん、デザイナーや映画関係者など仕事のために連泊するユーザーも数多くいる。利用の仕方は簡単。サイトにアクセスして好きなエリアから住宅を探すだけ。空いていればすぐに予約できる。

一つの場所に留まらず、流浪の民のように生きる。そんな“ボヘミアンライフ”が全世界的なトレンドとなりつつある。ただし、自由には責任がつきもの。危険と隣り合わせであることも十分理解した上で利用するべし。

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