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原宿・渋谷エリアからギャップ撤退、旗艦店の閉店に別れを惜しむ客の姿も

2019年05月08日 00:22  Fashionsnap.com

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Gapフラッグシップ原宿 Image by: FASHIONSNAP.COM
「ギャップ(Gap)」の旗艦店「Gapフラッグシップ原宿」が、5月7日をもって閉店した。

 ギャップは、Gapフラッグシップ原宿の前身となる「Gap 原宿店」を日本初のフラッグシップストアとして1999年に出店。「東急プラザ 表参道原宿」が現在構える明治神宮前交差点にあった複合商業ビル「ティーズ原宿(t's harajuku)」の中心店舗として運営し、当時はストリートスナップを撮られたい人や待ち合わせをする人たちが店舗周辺に集い、賑わいをみせていた。10年間の契約満了に伴い、同店は2010年1月に営業を終了。JR原宿駅前へと移転する形で、Gapフラッグシップ原宿が2009年11月にオープンした。日本上陸初期から営業してきたギャップ渋谷店は2017年に閉店しており、Gapフラッグシップ原宿の閉店をもってギャップは流行の発信地である原宿・渋谷エリアから撤退する。

>>日本上陸初期から営業してきたギャップ渋谷店は2017年に閉店

 最終営業日を迎えたGapフラッグシップ原宿は、通常通り21時まで営業。クローズ間際には、閉店を聞きつけ買い物に来た客や外観を撮影する人々の姿が多く見られた。同店を訪れた40代男性は旗艦店の閉店について「帰り道の途中にあるので時々利用していた。土地代が高いから閉店はしょうがないことなのかもしれないですね」とコメント。また、50代女性は「今日が閉店と聞いて買いに来ました。これだけ良い場所にあるのに残念」と話し、別れを惜しんだ。

 なお、2007年から営業していた「Gapストア 京都河原町店」も今日の営業をもって閉店した。

■Gapフラッグシップ原宿
所在地:東京都渋谷区神宮前1-14-27
営業時間:10:00~21:00
電話番号:03-5786-9200(Gap)/03-5786-9201(Kids、Baby)