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WEC&IMSAの併催イベント“スーパーセブリング”が2020年も開催へ

2019年05月07日 18:51  AUTOSPORT web

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2018/2019年WEC第6戦セブリング1000マイル スタートシーン
WEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権(WSCC)の併催イベントとして2019年3月14~16日にアメリカ、セブリングで開催された“スーパーセブリング”が2020年、再び両シリーズのシーズンカレンダーに加わる見込みだ。

 スーパーセブリングは、アメリカを代表するクラシック耐久レースのひとつであるセブリング12時間レースと、WECセブリング戦のダブルヘッダーイベントだ。

 2019年3月に行われた史上初めてのイベントでは、WEC“スーパーシーズン”第6戦セブリング1000マイルレースとWSCC第2戦セブリング12時間レースが一度に楽しめるということで、例年を大きく上回る集客を記録。

 スーパーシーズンに引き続き2年連続開催となる2019/2020年シーズンのWECセブリング戦は、2020年3月18~21日に開催される予定となっており、これは伝統的に3月の第3週に行われているセブリング12時間の枠と重なる。つまり、2020年も“スーパーセブリング”が行われることを意味している。

 両シリーズの詳しいタイムスケジュールは未定ながら、現段階では2019年と同様に、WECセブリングをWSCC決勝日の前日となる3月30日に、北米シリーズの12時間レースが21日に行われる予定だ。

 IMSAのスコット・アサートン会長は、2019年のスーパーセブリングが記録的な観衆を集めた後、そのスペクタクルが再び起こるのを防ぐために『予期しない何か』が必要になると示唆した。

 また、アサートン会長は「2019年のスーパーセブリングの週末は、あらゆる面で予想を上回った」と語り、「2020年は、WECやセブリング・レースウェイのスタッフと協力して、関係者全員の体験をもとに大会をより良いものとすることを楽しみにしている」と続けている。

 WECのCEOを務めるジェラルド・ヌーブ氏は「2019年のセブリングイベントは、競技者とファンの両方か大いに楽しめたと聞いている」とコメント。

「また、IMSAとセブリング・レースウェイのパートナーと一緒に、2020年に向けてさらに良いショーを行うことができるのを本当にうれしく思うよ」

 さらに、セブリング・インターナショナル・レースウェイの社長兼ゼネラルマネージャーのウェイン・エステスは「2020年の目標は、今年確立されたマイルストーンを上回ることだ」と付け加えた。

 2019/2020年のWECシーズンカレンダーは今季最終戦が行われる6月14日、ル・マン24時間の週末に行われるFIA世界モータースポーツ評議会の承認を経て決定する。また、IMSAの2020年スケジュールは通常、8月初旬にロード・アメリカで開催される“ステート・オブ・ザ・シリーズ”の席でアナウンスされている。