スタッフサービスは5月7日、休み明けに関する調査を発表した。調査は今年4月上旬、20代から40代の働く男女500人を対象にインターネット上で行った。三連休以上の休暇明けの仕事を「辛い」と感じる人は56.4%、「やや辛い」と感じる人は27.2%と、約8割が辛さを感じていることが分かった。
特に辛さを感じるのは「朝起きた瞬間」で66%。次いで「身支度をしている時」(12.2%)、「職場に出勤した瞬間」(8.4%)、「朝の満員電車」(6.9%)が上位になった。仕事が始まるまでの時間を憂鬱な気分で過ごしている人が多いようだ。
連休明けの遅刻、理由1位は「寝坊した」
さらに、「3日以上の連休明けに退職、転職したいと思ったことがある」かどうか聞くと、「何度もある」が17%、「何度かある」が25.8%だった。4割以上の人が退職、転職したいと思った経験があると明らかになった。
連休明けの出社が憂鬱な人の中には、連休を延長したいと思う人も少なくないことだろう。「休み明けに職場をズル休みしたことがあるか」聞くと、13.6%が「ある」と回答した。連休明けに遅刻したことがある人も13%いて、遅刻理由として最も多かったのは「寝坊」(83.1%)だった。
休み明けの仕事で失敗したことがある人は24.4%。約4人に1人は何らかのミスを経験していることになる。具体的には、
「違う会社へ電話をかけてしまった」(宮崎県・47歳男性)
「終わった仕事をもう一度やってしまった」(群馬県・44歳女性)
「連休明けてすぐにあった業務の締め切りを失念した」(富山県・32歳女性)
などの体験談が寄せられた。