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Travis Japan 川島如恵留、なにわ男子 大西流星、美 少年 藤井直樹…ダンス経験豊富なジャニーズJr.

2019年05月06日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 昨今、ますますの活躍を見せるジャニーズJr.たち。グループごとの活動も増えてきており、それぞれの個性が光っている。しかしジャニーズJr.といえば、先輩のバックダンスを担当するのも大切な仕事のひとつだ。そのダンスひとつ取っても、メンバーごとに個性が光っている。そこで今回は、より実力を伸ばしてきているダンス経験者3名に絞ってご紹介したい。


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■Travis Japan 川島如恵留


 ジャニーズJr.内のグループの中でもピカイチのダンススキルを持っているTravis Japan。公式YouTubeチャンネル「ジャニーズJr.チャンネル」にアップしている動画でも、ダンスにフィーチャーしたものが多い。全員が高いダンススキルを持っているTravis Japanの中で今回紹介したいのは、川島如恵留だ。川島はメンバーの中でもアクロバットが得意。バク転もお手の物で、難易度の難しい技も軽々とこなす。数年前、A.B.C-Zの舞台で川島が華麗なアクロバットを披露したことがあるが、それを見た瞬間主演のA.B.C-Zを凌駕する日がやってくるかもしれない、と感じたほどだ。そんな川島は、ジャニーズ入所前はワンダー☆5というキッズダンスユニットのメンバーで、劇団四季の『ライオンキング』出演歴もある。様々なダンスを網羅してきた川島は、バレエをやっていたことがあったためか、所作がとにかく美しい。Travis Japan 7人を遠巻きに見ても、一発で「あそこにいるのが川島如恵留」と分かるほどである。さらに、指先、足先までピンと伸びるダンスをするためブレイキングやロックダンスでもどこか優雅さを感じる。ぜひ注目して欲しいジャニーズJr.のひとりである。


■なにわ男子 大西流星


 ジャニーズ事務所に入所するやいなや、すぐに活躍を見せたなにわ男子・大西流星。可愛らしいメンバーが登場した、と思ったのもつかの間、あれよあれよという間に舞台や先輩グループのコンサートにも出演するようになっていった。そんな大西はダンスも得意で、入所時点でダンス歴5年という経歴の持ち主。その後も『ザ少年倶楽部』(NHK BS)などでもダンスを披露している。彼のダンスを見ると、個性が突出していると感じる。同番組の司会を務めていたA.B.C-Z・河合郁人も大西のダンスを見て「大西っぽい!」と言うほどすでに自身の持ち味が際立っていることがわかる。例えばフリーでダンスを披露する時、型は得意のロックダンスが多いが、王道的な動きの中でも細かな腕の動きに個性が出ている。なにわ男子としてパフォーマンスする際も、ロックダンスの特徴である振りごとの静止をきちんとしながらも、アイドル的な手の動き――例えば、手を王子様のように差し出すなど、自分らしさを出すのも忘れない。見る人を惹きつけるダンスとアイドル性が掛け合わさることで、大西の唯一無二のダンスが出来上がっているのかもしれない。


■美 少年 藤井直樹


 グループ名の通り、容姿端麗なメンバーが揃っている美 少年。「ジャニーズJr.チャンネル」では土曜日のコンテンツを担当しており、着々と人気を集めているグループだ。先日も、米国での武者修行が行なわれることが発表され、話題を呼んでいる。そのメンバーで最年長の藤井直樹は、すでに長いダンス歴を持つジャニーズJr.の一人。幼稚園の頃からヒップホップダンスを習っていたというだけあって、さすがである。しかし、正直これまでは「コンパクトな体格を活かした上手いダンス」という程度の感想しか抱いていなかった。だが、2018年9月14日放送の『ザ少年倶楽部』でメンバーの高橋優斗と共に披露した「夜の影」(嵐 松本潤・二宮和也・大野智)を見た時は、思わず二度見をした。リズムのとり方としなやかさはもちろんだが、コンパクトな体型とは思えないほどのダイナミックさを感じたためである。とはいえ、がむしゃら一辺倒ではなく、余裕も感じる。昨年「美 少年」として活動をスタートしたばかりのグループを、藤井がダンス面で引っ張っていくのは間違いないだろう。


 今回は、もともとダンスを習っていた3名にフォーカスしてみた。多く経験を積むに連れ、それぞれ自分らしさが合わさってブラッシュアップしていっているように感じる。まだまだ成長を続ける彼らに、これからも注目してみてほしい。(高橋梓)