5月1日、ピレリスーパー耐久シリーズに参戦するTAIROKU Racing with B-Max Engineeringは、5月31日~6月1日に開催される富士SUPER TEC 24時間レースに、第5ドライバーとして本山哲を起用すると発表した。
スーパー耐久第2戦SUGOからニッサンGT-RニスモGT3にマシンをスイッチし、ST-Xクラスに参戦しているTAIROKU Racing with B-Max Engineeringは、8月の鈴鹿10時間には2台体制での参戦をすでに発表済み。鈴鹿では本山が加わり、ハリソン・ニューウェイとニコラス・コスタと組んで1台をドライブする。
そんな本山のドライバーとしての勇姿が、ひと足先に富士24時間で観られることになりそうだ。チームは富士24時間に向け、レギュラーの山口大陸、ニューウェイ、コスタ、そして監督兼任だった高木真一がドライバーに専念。さらに本山を加えた5人で参戦することを発表した。なお高木がドライバーに専念するため、B-Max Racing Teamの代表であるDRAGONこと組田龍司が監督を務める。
「今回は急な話ではありましたが、TAIROKU Racing with B-Max Engineering から富士24時間レース参戦の打診を頂き、快く受けさせていただきました。先日発表させていただいたように、自分は昨年から始まった鈴鹿10時間という、世界の強豪が集結するビッグレースに、TAIROKU Racing with B-Max Engineeringから参戦するので、チームワークを整える意味でも、またマシンに慣れる意味でも今回の富士24時間参戦のオファーは大変嬉しく思っています」と本山。
「GT3車両での24時間耐久レースは、この1レースで1台の車両がほぼだめになってしまうほど負荷の大きいレースです。それだけに我々TAIROKU Racing with B-Max Engineeringは万全の体制を整え、チーム戦略を含めシミュレーションを入念にし、メンテナンス体制も完璧に整え、優勝を狙って挑みますので、皆さん、応援宜しくお願い申し上げます」