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スーパー耐久:TAIROKU Racing with B-Max Engineering、富士24時間で本山哲を起用へ

2019年05月02日 01:11  AUTOSPORT web

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スーパー耐久第2戦からニッサンGT-RニスモGT3で参戦するTAIROKU Racing with B-Max Engineering
5月1日、ピレリスーパー耐久シリーズに参戦するTAIROKU Racing with B-Max Engineeringは、5月31日~6月1日に開催される富士SUPER TEC 24時間レースに、第5ドライバーとして本山哲を起用すると発表した。

 スーパー耐久第2戦SUGOからニッサンGT-RニスモGT3にマシンをスイッチし、ST-Xクラスに参戦しているTAIROKU Racing with B-Max Engineeringは、8月の鈴鹿10時間には2台体制での参戦をすでに発表済み。鈴鹿では本山が加わり、ハリソン・ニューウェイとニコラス・コスタと組んで1台をドライブする。

 そんな本山のドライバーとしての勇姿が、ひと足先に富士24時間で観られることになりそうだ。チームは富士24時間に向け、レギュラーの山口大陸、ニューウェイ、コスタ、そして監督兼任だった高木真一がドライバーに専念。さらに本山を加えた5人で参戦することを発表した。なお高木がドライバーに専念するため、B-Max Racing Teamの代表であるDRAGONこと組田龍司が監督を務める。

「今回は急な話ではありましたが、TAIROKU Racing with B-Max Engineering から富士24時間レース参戦の打診を頂き、快く受けさせていただきました。先日発表させていただいたように、自分は昨年から始まった鈴鹿10時間という、世界の強豪が集結するビッグレースに、TAIROKU Racing with B-Max Engineeringから参戦するので、チームワークを整える意味でも、またマシンに慣れる意味でも今回の富士24時間参戦のオファーは大変嬉しく思っています」と本山。

「24時間耐久レースはさまざまな要素があり、速いマシンと速いドライバーがいれば勝てるといった単純なものではありませんが、その中に自分の様々な経験が生かせる部分がたくさんあると思っています。ニッサンGT-Rは自分には身近なマシンですし、そのパフォーマンスを最大限に発揮させます」

「今まで長い間、自分を応援して頂いていますファンの皆様、そしてスポンサーの皆様に、富士スピードウェイでの走りをご覧いただけることを、とても嬉しく思っています。ご期待ください」

 また、組田代表は「スーパーGTを引退し、我々B-Max with motoparkのスーパーフォーミュラチーム監督を務めていただいている本山哲さんに、鈴鹿10時間挑戦の前にGT-Rのステアリングを握っていただき、富士24時間を一緒に戦ってもらえることを非常に嬉しく思います」とコメントした。

「モータースポーツファンにとって、そして我々チームにとっても、富士24時間耐久レースは特別なイベントです。第2戦の菅生大会では、新車のGT-Rで挑みましたが、データの無い中でも我々のマシンが最速タイムをマークできるポテンシャルがあることは証明できました」

「GT3車両での24時間耐久レースは、この1レースで1台の車両がほぼだめになってしまうほど負荷の大きいレースです。それだけに我々TAIROKU Racing with B-Max Engineeringは万全の体制を整え、チーム戦略を含めシミュレーションを入念にし、メンテナンス体制も完璧に整え、優勝を狙って挑みますので、皆さん、応援宜しくお願い申し上げます」