F1タイヤサプライヤーのピレリが、2019年第5戦スペインGPに向けて各ドライバーが選択したタイヤコンパウンドの内訳を発表した。
スペインに持ち込まれるコンパウンドは、ホワイト・ハードが5種類のなかで最も硬いC1、イエロー・ミディアムがC2、レッド・ソフトがC3で、グランプリに持ち込まれるセット数は各ドライバーあたり13セット。そのうち10セットの内訳はチームが自由に決めることができる。各ドライバーはレッド・ソフトの1セットを予選Q3用に、レースセットとして指定された2セットを決勝用に、それぞれキープしておくことが求められる。
今回、トップ3チームの選択が分かれた。メルセデスのルイス・ハミルトンはソフト8セット、ミディアム3セット、ハード2セット、バルテリ・ボッタスはソフト8セット、ミディアム4セット、ハード1セットを選んだ。フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、ソフト9セット、ミディアム3セット、ハード1セット、シャルル・ルクレールはソフト9セット、ミディアム2セット、ハード2セットという選択をした。
一方、レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーが同じチョイスをし、ソフト7セット、ミディアム4セット、ハード2セットで、ソフトタイヤのセット数は、ウイリアムズとともに、全チームのなかで最も少ない。
トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトはソフト8セット、ミディアム4セット、ハード1セット、アレクサンダー・アルボンはソフト8セット、ミディアム3セット、ハード2セットと、ふたりに異なるラインアップを選んだ。
スペインGPは5月10日から12日に開催される。