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平成から令和へ――"改元カウントダウン"で渋谷スクランブル交差点が若者たちでごった返し、コスプレ姿の来街者も

2019年05月01日 07:31  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

スクランブル交差点の様子 Image by: FASHIONSNAP.COM
平成最後の日である4月30日夜、渋谷駅周辺には改元の瞬間を迎えようと多くの来街者が集まった。あいにくの雨模様となったが、23時過ぎから傘を片手に人が集まり始め、23時50分頃のスクランブル交差点付近では若者らでごった返した。平成から新元号の令和に切り替わる5月1日0時を迎えると来街者から歓声があがり、写真撮影やハイタッチを行うなど祝福するムードに包まれた。

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 「ありがと平成」と毛筆で書かれた紙を掲げていた20代女性は「時代が変わる瞬間を一番感じられる場所だと思い渋谷に来た。一大ムーブメントを迎えることができ嬉しく思う」とコメント。このほか、渋谷駅周辺には「令和」や「平成」と書かれたTシャツやコスプレを着用した来街者もおり、時代の節目を思い思いのスタイルで楽しむ様子が見られた。

 警視庁は年越しやハロウィンのように「歩行者天国」として車道を解放せず、混雑緩和のためスクランブル交差点一帯に柵を配置したり、安全な移動を呼びかけるなど厳戒態勢で交通整備やパトロールなどを行っていたが、改元カウントダウン後、信号が青信号に変わると警官の制止を振り切り柵を倒して無理やり横断する姿や、「令和」「ありがとう平成」などの言葉を大声で叫びながら走り回る若者の姿なども見られ、辺りは一時的に混乱状態となった。24時30分過ぎには終電で帰宅する者をはじめ、グループで居酒屋やクラブに入っていくなど駅周辺の混雑は解消。駅前やセンター街には無数のビニール傘や酒の空き缶が散乱していた。