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嵐 松本潤、SMAPへの思いと初の紅白出場振り返る「司会が中居君だったので心強かった」

2019年04月30日 11:11  リアルサウンド

リアルサウンド

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 嵐,北島三郎,松田聖子が、4月29日放送の『総決算!平成紅白歌合戦『第1部』』(NHK総合)に出演した。


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 この番組は、令和への改元目前に『NHK紅白歌合戦』を通して平成30年間を振り返るというもの。紅白の名シーンを見ながら、当時の思い出や、今だから語れるエピソードを語っていった。


 まずは平成元年から5年までの紅白名場面に、相葉雅紀は「吉田栄作さんが出てきていらっしゃいましたけど、そういえば小学校のころ吉田栄作さんの写真持ってって『こういう髪形にしてください』って言ったり」と時代を感じさせるトークを展開。大野智は「曲は、ほぼ知ってて。そのとき、僕も小学生で団地に住んでたの思い出しました」と生活と紅白の記憶が共にあることを話した。


 平成11年から15年の映像にはSMAPが登場。「嵐の方たちにとってはSMAPってどういう存在なんですか?」と聞かれ、松本潤は、「いや、大先輩ですよね。ずっと勉強させていただいてきたグループですし、それこそ後に僕らが初めて紅白出させていただいた時の司会が中居(正広)君だったのですごい心強かったですね」と答えた。


 平成21年には、ついに嵐が初登場。その年、嵐は北島にインタビューをしていた。櫻井翔は「われわれとかみたいな新人側からすると『わー、北島三郎さんだ……』ってなりますよ」と話し、二宮和也も「正直、半端じゃないよね」と思い起こす。大野は当時、初めてのステージに「あのときは、演出で早替えをしなきゃいけない曲中に。それで、本番まで1回も成功してなかったんですよ。誰かがちょっと見えちゃったりとか。で、本番だけ成功したんですね、あれ」とリハーサルはできずに本番だけ成功したという奇跡のステージを回想し、松本も「よくやろうと思ったもんだよ。勇気がすごいよ、初めてで」と当時の自分たちを褒め称える。


 ずっと地下で練習していたことを二宮が明かすと、松本が「一番最初の年になぜ僕らが、それだけ練習したのかっていうのは初めて紅白の現場にお邪魔したときに出場歌手の皆さんが本当に紅白の大舞台にかける思いっていうのがすごい強いことを、改めてその場でものすごく感じたんですよ。だから、自分たちも白組の出場歌手として何か白組のためにできないかなと思ったし、自分たちができる一生懸命をやろうと思った結果が僕らの場合は早替えも練習しなきゃいけなかったっていうことだったりとかもして」と当時の熱い思いを明かした。


 安室奈美恵のラスト紅白の年に白組司会を担当した二宮は「あれはねやっぱり、すごかったですよね。リハーサルのときも映像、出ないんですよ。声だけで『聞こえてますか?』『聞こえてます』『じゃあ、本番お願いします』『お願いします』だけなんですよ。あのときのそこのパートのやり取りって。そのときになって初めて知るので、内容を。どこまでサプライズにするんだろうとは思ってました」とリハーサルの紹介のやりとりを話した。


 平成30年間の紅白を振り返り、櫻井は「これから令和に向かうにあたって、いつか令和を振り返るときにわれわれ嵐も振り返るときに映像がたくさん残るように、これからもまた前を向いて頑張っていかなきゃなっていうふうに改めて思いましたね」と締めた。(向原康太)