2019年F1アゼルバイジャンGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは3位だった。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
セバスチャン・ベッテル 決勝=3位
今日は走っていて楽しかった。でもファーストスティントはそうでもなかったかな。タイヤをうまく機能させることができず、思っていたほどグリップを得られなかった。速さがなく、パフォーマンスが一貫していなかった。タイヤの温度を上げようとしているうちにタイヤにダメージを与え、適切な温度になった時には期待したようなパフォーマンスを発揮してくれなかった。
でも、ピットストップの後はペースがとてもよかった。マシンを完全にコントロール下に置いている感じがして、自由にプッシュできるように思えた。それでもライバルたちにプレッシャーを与えるには至らなかった。
バーチャルセーフティカー後のリスタートで自己ベストラップを記録して、(マックス・)フェルスタッペンとのギャップを保つことに成功した。彼は僕にチャレンジするのは無理だと悟ったのだろう。それで終盤は僕もペースを落とした。
今日のペースは悪くなかったけれど、十分とはいえなかった。チームの全員が全力を注いで働いているから、僕としても自信が持てる。このチームを信頼している。僕らは向上するはずだ。
バルセロナを前にした段階では、僕らはチャンピオン最有力候補ではない。この4戦の僕らはトップレベルだったとはいえないからね。やるべきことが山のようにある。今の段階では現状での最大の結果を出すことを心掛けていくしかない。
チームのモチベーションは高く、これからアップグレードを入れる予定もある。スペインではスムーズな週末を過ごしたい。ライバルたちに追いつき、状況を変えるために、それが重要になる。