Snow Man、新メンバーとの距離を縮める“神動画”公開　名企画「3年J組 阿部ちゃん先生」にも新展開

　ジャニーズJr.の人気ユニット、Snow Manに新メンバーが加入して約3ヶ月。慣れ親しんだ6人体制から、9人の大所帯へ。大きな変化に戸惑いの声も聞こえてきたが、さすがSnow Man。見事に嬉しい化学反応を起こしてくれた。

（参考：Snow Manの“イジられ力“はYouTubeと好相性？　V6三宅健のイジりもこなす対応力）

　公式YouTubeチャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』では、新メンバーの目黒蓮、ラウール、向井康二がどんなキャラクターなのかを伝えるウェルカム動画をアップ。さらに、チームワークが試されるゲーム企画を重ねて、関係性を丁寧に深めていく様子が確認できた。

　その結果、4月15日にアップされた動画『Snow Man【カタログカルタ】本気バトル！“母の日ギフト“争奪戦』（https://youtube.owacon.moe/watch?v=s5kWYkJ_Sa0）では、まさに「神回」と呼ぶにふさわしい盛り上がりを見せるまでに、メンバーの距離感は縮まったのだ。

　企画としては、阿部亮平が読み手になり、8人でカルタを取るというシンプルなもの。だが、初見となるセブン-イレブンの「母の日ギフト」カルタに、メンバーが悪戦苦闘する様が笑いを誘う。最年少のラウールは、持ち前の天真爛漫な性格が開花し、お兄ちゃんメンバーたちの中でのびのびとカルタを取りに行く。そんなラウールの横で、何かとからんでいく向井もまた、このメンバーならどんなボケもツッコんでくれるという安心感を抱いているように見える。

　次々と札をゲットしていくラウールの独走を食い止めるのが、最年長の深澤辰哉なのも、大人気なくて微笑ましい。そして、メンバーから1枚も札を取れていないことを指摘された目黒からは「俺、さっきから本気出してる！」の名言が飛び出す。目黒が札を取れるようにと気遣い、目黒の前に札を並べるメンバーたち。だが、それでも颯爽と札を奪っていく深沢のブレない無邪気さに、また笑いが起こる。

　そして、4月24日には『3年J組 阿部ちゃん先生』にも、新メンバーが転校生として登場。『阿部ちゃん先生』とは、上智大学大学院理工学研究科修了という高学歴を誇る阿部が先生役となり、クイズ形式で一般常識問題やなぞなぞを出していくコーナー。

　これまでにも「コロンブスが発見したのは？」→「宇宙」、「風が吹けば何が儲かる？」→「病院」と、珍回答が続出してきた人気企画だ。阿部が持ち前の頭脳を活かして、わかりやすく解説してくれるので、楽しみながら視聴者も勉強できてしまうという一石二鳥な動画でもある。

　『Snow Man【転校生来た！】阿部ちゃん先生に新メンバー登場！その学力は!?』（https://youtube.owacon.moe/watch?v=KTdB_LdI-vc）では、冒頭から、旧メンバーが絶好調なノリを見せる。出席を取る阿部に、深澤がヤンキー口調で答えると、宮舘涼太も気合たっぷりに返事。そして「この企画が1番好きなんだよ！」とキレ気味にコーナー愛を伝えていく。

　そのままの勢いでいくのかと思いきや、渡辺翔太はひとりおどおどとして「よろしくお願いします」と返答。これは、彼らが出演していた舞台『滝沢歌舞伎ZERO』で、渡辺が演じていた役柄・銀之助であることが、YouTube側さんの配慮でテロップが入る親切設計。佐久間大介も「銀さんどこー？」とノリノリでフォローするのが、またSnow Manらしい温かさ。

　そして、学ランがパツパツな肉体派の岩本照を見た阿部が「はじけそうじゃん」と言えば、「はじけりゃ Yea！」（宮舘）、「素直に Good！」（岩本）、「だからちょいと重いのはBoo！」（渡辺）、「 That,s all right！」（宮舘）と、嵐の『A・RA・SHI』が止まらない。長い時間を共に過ごしてきたからこそ、脳内クラウドが繋がる瞬間が見ていて愛しい。

　そこに「もういいよ！　今日は転校生が来てるんだ」と、阿部ちゃん先生がツッコんで、いよいよ新メンバーが登場。いつもはシュッとしている目黒もゴリゴリにボケていく新しい顔を見せる。そして、ラウールも不良転校生のコントに乗っかろうとした結果、自己紹介で「紹介してやるよ」と天然ぶりを炸裂。もちろん、ボケるのが大好きな向井もタイ出身であることをフルに活かして、おいしい展開をいくつも迎える。

　9人になったことで、より珍回答のバリエーションも増え、盛り上がりを見せることになった『3年J組 阿部ちゃん先生』。YouTubeの企画のひとつにしておくのは、もったいないくらいだ。きっと、また新メンバーの個性を活かした新コーナーも生まれていくことだろう。9人9色の魅力が調和してきたSnow Manから、今後も目が離せない。

（佐藤結衣）