ルノーのダニエル・リカルドが、F1第4戦アゼルバイジャンGP決勝でトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトと接触したことでペナルティを受け、次戦スペインGPで3グリッド降格されることが決まった。
レース中盤、10番手を走るクビアトと11番手のリカルドがバトルをしていたが、リカルドがオーバーテイクしようとした際にターン3のランオフに直進、クビアトもコーナーを回り切れずにストップした。リカルドはコースに戻るために後退、すぐ後ろに止まっていたクビアトのマシンにヒットした。この時のダメージでクビアトもリカルドもリタイアした。
リカルドは、後ろにクビアトが止まっていることに気付かなかったとして、クビアトへの謝罪の言葉を述べている。
スチュワードはふたりとチーム代表から話を聞き、証拠を検証した上で、「カーナンバー3のドライバー(リカルド)がカーナンバー26(クビアト)の方に後退したことで接触が発生した」と判断、次戦の3グリッド降格とペナルティポイント2をリカルドに科すことを決定した。