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香取慎吾、「BISTRO SMAP」の思い出語る「世界一のレストランですから」

2019年04月28日 11:11  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『人生最高レストラン』(TBS系)の4月27日ゲストに香取慎吾が出演した。


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 この番組は、ごちそうをゲストの「人生で最高においしかったもの」の話とし、料理を一切出さないレストランを舞台にした、グルメトークバラエティ。


 番組冒頭、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)内のコーナー「BISTRO SMAP」で、約21年間ずっとつまみ食いをしていたという疑惑が。それに香取は「そんな、つまみ食いっていうか。ずっと食べてましたね」と小声で返答。「あのレストランは世界一のレストランですから。あれは食べないわけにはいかない。本当に、星が何個とか、世界中の美味しいところに行ったけど、あそこには勝てないですね」と自信たっぷりに語った。


 ルーブル美術館やカルティエ、東京タワー、BMW……と今やアーティストとして有名ブランドとコラボレーションする香取。絵を好きになった原点については「小学校の頃に図工の先生に褒められたのは、けっこう影響に残ってる。ちょっと変わった絵を描いてた僕、ほかの生徒から『なにそれ?』って言われた時に、その先生が『絵は自由でいいんだよ。いい絵だね』って褒められたのが強烈に覚えていて」と美術への捉え方が変わった瞬間を話した。また、香取は「これを描こうとして描く絵はないんですよ。描き始めたら、始まる。絵を描きたい。色は選ばないです。見なくても自分の中でゲームしている感覚もあるんです。次取ったら赤で、『え~? これ、違くない?』みたいな。ここにこの色で塗りたいって考えたことはないぐらい」と独自の感性を明かした。


 我が愛しの洋食には西麻布にあった「キッチン・ヌノ」、最強の出前には麻布十番「登龍」、そして人生最高の一品には山形の「有限会社 鈴木農産企画」が作る「おやじの米」を選択。「おやじの米」はコンクールで日本一になったご飯で、キャイ~ンのウド鈴木の実家によるもの。「ウドちゃんのお父さんが作ったお米を食べたんですよね。昔、番組でキャイ~ンと一緒に実家に行ったんですね。お父さんはもうお亡くなりになったんですけど、今は弟さんが後を継いでいて。その時にお父さんから、『本当に美味しいですね。なんでこんなに美味しいんですか?』って言ったら、『一粒一粒に愛情を込めて作っているんで』って言ったのを聞いて、お米好きの僕がピークに達したんですよね。その日から、米を一粒も残さないようになったんです。人生変わった瞬間ってくらいに、端に付いているお米も残さないくらいになったのは、ウドちゃんのお父さんの一言のおかげなので」と熱い思いを伝えた。


 「ゲストがこっそり教える名店」には、草なぎ剛と食べた山菜の天ぷらを挙げる。「いっぱい採って、草なぎの家に持って行って食べたら抜群に美味しくて」と語る香取に、MCの徳井義実(チュートリアル)が「香取さんの山菜をいただくことは」と聞くと、「草なぎの家だったらなんとか。草なぎの揚げた天ぷらを。すぐ大丈夫だと思います。『いいよー』って言うと思います」と述べた。


 次週、5月4日のゲストにはナイツが登場する予定だ。(向原康太)