2019年F1アゼルバイジャンGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは4番手を獲得した。ピットレーンスタートが決まっているピエール・ガスリーは15番手だったが、マシンの燃料質量流量に関する違反が発覚したため、予選失格との裁定が下された。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー
何度か赤旗が出て、面白い予選だった。ピエールはQ1最速という素晴らしい仕事をやってのけた。Q1でマックスはタイヤにフラットスポットを作ってしまったため、2回目のランが必要になり、それによってその後の予選セッションで使えるタイヤが減る結果になった。
Q1を1番手と4番手で通過した後、Q2ではピエールは走らせなかった。彼は重量測定に応じなかったペナルティによって、ピットレーンスタートが決まっているからだ。マックスはQ2で最速タイムを記録した。
Q3でマックスは1セットしか使えるタイヤがなかったため、1回のランでクイックラップ、スローラップ、クイックラップと走るのがベストのアプローチであると我々は考えた。2セットのタイヤを持つドライバーたちとは違うタイミングで走ることになり、それによってマックスはクリアラップを取れたが、一方でトウを得ることはできなかった。
全体的に見て今日の予選ではとてもいい戦いができた。マックスはグリッド2列目からスタートする。ピエールのQ1でのタイムはグリッド6番手に相当する。ピエールのパフォーマンスは非常に心強いものだった。明日のレースが楽しみだ。