2019年F1アゼルバイジャンGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは15番手を獲得したが、マシンに規則違反が見つかり、予選失格となった。
ガスリーは、金曜にFIAの重量測定に応じなかったことによるペナルティでピットレーンスタートが決まっている。予選Q1は、他車のスリップストリームを使えたこともあり、トップタイムで通過。Q2では走行せず、予選15番手という結果になった。
しかし予選後、ガスリーのマシンが燃料流量の規則に違反していることが発覚、スチュワードは予選失格の裁定を下した。ただピットレーンからのスタートが決まっているため、実質的な影響はない。チームはガスリーのギヤボックスを交換しており、これによる5グリッド降格ペナルティも科された。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
ピエール・ガスリー 予選=失格
※予選失格裁定前のコメント
Q1をトップタイムで締めくくれたのはうれしかったけど、ピットレーンからスタートすることは決まっているので、今日重視したのは、燃料が少ない状態でのマシンのフィーリングを確認することだった。とてもいい感触だった。これほど気持ちよく乗れたのは今年初めてだと思うから、ハッピーだ。
自分を適応させるために常に努力している。一歩ずつだけど、それがうまくいきつつあって、自信を感じられる。
いい方向に進んでいて、全体的にポジティブな予選セッションだった。パワーユニットのパワーレベルを上げず、エンジンマイレージをセーブするためにレースモードで走っていた。それでもいいパフォーマンスを発揮できたんだ。ここまでのペースは予想していなかった。
このコースでマシンは好調だ。マックス(・フェルスタッペン)がQ3でいい結果を出せるよう願っていたよ。ここはとんでもないサーキットで、何が起きてもおかしくない。だから明日はファイナルラップまで攻め続ける。このマシンには、決勝で順位を上げてポイントをつかむだけの力があるから、プッシュしていくよ。