トップへ

ホンダPU勢2台が予選トップ6に。「レッドブルもトロロッソもパッケージが強力。4台入賞を目指していく」と田辺TD:F1アゼルバイジャンGP土曜

2019年04月28日 08:01  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2019年F1第4戦アゼルバイジャンGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1アゼルバイジャンGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは4番手、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは6番手、アレクサンダー・アルボンは13番手だった。

 レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、金曜にFIAの重量測定に応じなかったことによるペナルティでピットレーンスタートが決まっているため、予選Q1をトップタイムで通過した後、Q2では走行を行わず、15番手となった。しかし予選後、ガスリーのマシンが燃料流量の規則に違反していることが発覚、スチュワードから予選失格の裁定が下された。

■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
 今日の予選は波乱含みで難しい展開になりましたが、フェルスタッペン選手が今日も素晴らしい走りを見せて4番グリッドを獲得してくれました。また、レッドブル・トロロッソ・ホンダとして今季初のQ3進出になったクビアト選手も6番グリッドを獲得し、明日のレースに向けて前向きな結果になりました。今週末に合わせて競争力のあるパッケージを準備してくれた両チームのメンバー、そしてHRD-Sakuraとミルトン・キーンズにいるホンダの仲間たちの尽力に感謝しています。

 ガスリー選手はQ1で全体のトップタイムをマークしたものの、昨日のセッション中のペナルティにより明日はピットレーンからのスタートになってしまうことは残念です。ただ、明日は長いレースになりますし、ここバクーはさまざまな波乱が起こる可能性があるサーキットですので、(アントニオ・ジョビナッツィのグリッド降格により)12番手からスタートするアルボン選手とともに着実に順位を上げ、入賞圏内を目指してもらいたいと思います。明日のレースでは4台完走、4台ポイント獲得を狙います。