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レッドブル・ホンダのガスリーが予選失格。燃料流量違反が発覚

2019年04月28日 06:51  AUTOSPORT web

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2019年F1第4戦アゼルバイジャンGP ピエール・ガスリー(レッドブル・ホンダ)
レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが、F1第4戦アゼルバイジャンGPの予選で失格となることが発表された。燃料流量が規定を上回っていたことが分かったためだ。

 ガスリーは、金曜にFIAの重量測定に応じなかったことから決勝ピットレーンスタートというペナルティを受けた。そのため予選ではQ1からQ2に進出した段階で走行せず、予選15番手という結果でセッションを終えた。

 ガスリーはQ1での最速ラップを記録したが、その際に燃料質量流量が100kg/hを超えていた疑いが持ち上がり、スチュワードは調査の結果、違反が行われたと判断した。

 F1技術レギュレーション第5.1.4条に「燃料質量流量は100kg/hを超えてはならない」と定められている。

「スチュワードはテクニカルデリゲートからの証拠について調査し、チーム代表から話を聞いた。スチュワードは、カーナンバー10(ガスリー)が最速ラップを走った際に、燃料質量流量が100kg/hを超えていたものと理解した」

 これによりガスリーを予選失格とするという決定が下された。しかしガスリーはピットレーンからのスタートが決まっているため、実質的な影響はない。