ウイリアムズはフィナンシャル・タイムズとの複数年契約を発表した ウイリアムズF1はフィナンシャル・タイムズ(FT)と複数年にわたるパートナーシップ契約を締結したことを受けて、今週末のアゼルバイジャンGPから新たなロゴをFW42のリヤエンドプレートに掲げることになる。
ロンドンに拠点を置く、日本の日経傘下の国際経済ビジネス紙であるフィナンシャル・タイムズは、ロキット・ウイリアムズ・レーシングとともにスポンサーとしてF1へ参入する。この契約は“The Business of Formula One”と題され、好評を博している同紙の毎年のイベントと記事シリーズを引き立たせる形となった。
「フィナンシャル・タイムズを、ロキット・ウイリアムズ・レーシングの公式パートナーとして発表できることを嬉しく思います」とチーム副代表のクレア・ウイリアムズは述べた。
「たった数年で、F1を含め、すべてのスポーツにおけるマーケティングとブランド露出の状況は大きく変わりました」
「こうした新しい形態のメディアやデジタルの活用におけるFTとの協業は、チームと私たちの既存パートナーにとって心踊るようなチャンスです。このパートナーシップの展開を楽しみにしています」
ウイリアムズはF1で低迷状態にあるものの、2018年は好調な決算結果を発表しており、追い詰められた状況にあるF1チームではあるものの、利益を出すこともできている。
「世界的にそれぞれの分野で最前線を行く、イギリスの象徴的なふたつのブランドによる、大変エキサイティングなパートナーシップだ」とFTグローバル・コマーシャル・マーケティングディレクターを務めるデビッド・バトルは述べた。
「この革新的な体制のパートナーシップは、FTブランドを拡大するとともに、商業的資産と可能性を互いに補完するものになるだろう」
「FTが最近100万人目の有料読者を獲得し、またF1が上海で1000回目のレースを行なったという、両者にとって記念すべきタイミングで発表ができたことを嬉しく思っている」