日本マーケティングリサーチ機構は4月24日、ゴールデンウィークに関する調査結果を発表した。調査は今月、福岡県・愛知県を中心に街頭インタビュー形式で実施。10代から70代の男女176人から回答を得た。
「今年のゴールデンウィークは何日間休めるか」聞くと、「10日」が50.0%、「5~9日」は26.1%、「1~4日」は13.0%、「0日」は10.2%と、そもそもフルで10連休を取得できる人は半数だった。
50代以上は3割がGWに対して後ろ向き
次に、今年のゴールデンウィークについてどう思うか尋ねたところ、55.1%が「嬉しい」と答える一方で、「よく思わない」「困る」と答える人が17.6%いた。さらに、50代以上に絞ると30.5%が大型連休に対して後ろ向きであった。
「ゴールデンウィーク中に心配な事」については「医療機関」という回答が最も多く、30.1%にのぼった。そのほかには「金融機関」や「仕事」を心配する声が多かった。国や大手銀行が対策を講じていても想定外の事態の発生を不安に思っている人が多いようだ。
前例のない10連休のゴールデンウィークがやってくる。不安になるのも仕方ないが、事前に諸々準備した上で思う存分楽しみたいところだ。