東洋学園大学は4月24日、学生に朝食・昼食を無料で提供する「学生の食生活応援プロジェクト2019」を行うと発表した。
同プロジェクトは今年で3年目。今年度は秋学期(9月)だけでなく、春学期(5月)にも実施。春学期は大型連休後の5月7日~9日に昼食、14~16日に朝食を同学の本郷キャンパスで配布する。
朝食は1日50食でおむすび弁当かサンドイッチのスープセット、昼食は80食で惣菜パンとスープセットとなっている。
「大型連休や長期休暇は食生活を含め、生活習慣が乱れやすくなる」
今回、GW後に実施する理由として、「大型連休や長期休暇は食生活を含め、生活習慣が乱れやすくなる」ということを挙げる。特に新入生は新しい人間関係や授業、サークル活動、アルバイトなどの疲労から五月病になってしまうケースもあり、「規則正しい生活を心がけることが重要」と呼びかける。
同学が2018年に1年生148人を対象に行った調査によると、「調査当日に朝食を食べなかった」という人は34.5%。また、1週間の朝食回数が4回以下の学生が過半数であることがわかった。
朝食を食べないと、疲れやすい・太りやすい・集中力が続かないといったことや、生活習慣病の引き金のひとつになると指摘し、「特に心身が成長過程にある大学生にとって、朝食は健やかな学生生活を送るために必要なエネルギー源」という。
そのため、朝食を欠食しがちな学生に向け、「規則正しく毎日朝食を摂る」という生活習慣の定着を支援するため、朝食の提供も実施することにしたという。