TOYOTA GAZOO Racingは8月6~8日、若手ドライバーの発掘などを目的に毎年開催しているフォーミュラトヨタ・レーシングスクール(FTRS)を、2019年もFTRS事務局を通じて実施すると発表した。
FTRSは国内外の四輪トップカテゴリーで活躍できる若き才能の発掘と、正しいドライビング教育による国内モータースポーツの裾野を拡大させることを目的に1995年から実施されている若手ドライバーの育成プログラムだ。
同スクールでは開催初年度から25年目を迎える2019年も、1995年に日本人初のル・マン24時間総合優勝ドライバーとなった関谷正徳が校長を務める。また、講師陣には初代FTRSスカラシップドライバーである片岡龍也をはじめ、土屋武士、小林可夢偉、中嶋一貴など総勢7名の現役トヨタドライバーを擁しており、参加者は国内外のトップカテゴリーで活躍する選手とマンツーマンに近い形で直接指導を受けることが可能となっている。
富士スピードウェイのショートサーキットを舞台に、2泊3日の合宿形式で行われるFTRS。その内容はFCJフォーミュラチャレンジ・ジャパンで使用されていた『FC106』を使用し最初は基礎から、最終日には模擬レースを行うところまでが経験できるというもの。
受講対象は14歳以上のカートレース出場経験者または、公認四輪レース出場経験者で定員は12名だ。また、このFTRSで優秀と認められたドライバーには、2020年以降のFIA-F4シリーズ参戦のサポートも行われる予定だ。
過去600名以上のドライバーが受講し、そのなかから一貴や可夢偉、石浦宏明、国本雄資、関口雄飛らを輩出してきたFTRS。プログラムの詳細や申込み方法などはTOYOTA GAZOO Racing公式サイト(https://toyotagazooracing.com/jp/tdp/release/2019/0424-01.html)チェックしよう。