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Alphabetのドローン配達会社が米国初の認可取得! 今年後半に商業展開へ

2019年04月24日 10:21  Techable

Techable

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Googleの親会社Alphabetの傘下でドローン配達を手がけるWingは23日、米連邦航空局(FAA)から認可を得たと発表した。

同国でドローン配達会社が認可を取得するのはWingが初。これにより、Wingは商業運用が可能となり、同社は今年後半にも展開する見込みだ。・バージニアで試験とはいえ、いきなり商業展開するのではなく、まずは今後数カ月かけて、バージニア州のブラックスバーグとクリスチャンズバーグにてFAAの無人航空機システム統合のパイロットプログラムとしてテストを行う。

認可取得にあたってWingの機材の安全性や運航管理能力などはすでにチェックを受けているが、実際に荷物を配達して住民に技術を紹介するとともにフィードバックを今後のサービスに生かす。・豪州ではすでにスタートTechableでも先日紹介したように、Wingはこのほど豪州で商業展開を開始した。豪州ではすでにテストフライトを7万回超実施し、顧客の玄関先までの配達も3000回行なった。

また同社はフィンランドでも間もなく試験を始める見込み。2014年の設立以来、着実に開発・試験を重ねてきたが、いよいよ本格運用のステージに入りつつあるようだ。

ドローン配達では食品や日用品、医薬品などの運搬を想定していて、必要なものが空からやって来ることが米国で珍しくなくなる日はそう遠くなさそうだ。

Wing