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指原莉乃もドハマリ? アバンティーズ コラボでも話題の「フワちゃん」とは

2019年04月23日 19:51  リアルサウンド

リアルサウンド

 4月23日放送の『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ)にYouTuberで芸人でもあるフワちゃんが出演する。そもそもフワちゃんが誰なのか、知らない人も少なくないだろう。そこで本稿では、彼女の人物像とその魅力に迫っていきたい。


(参考:ヒカキンが地上波で明かした「青春のすべて」 豪邸を訪ねた霜降り明星はYouTuberの“ガチさ”を体験) 


 ラッパーのchelmicoや指原莉乃も好きだと公言するフワちゃん。最近では、人気YouTuberグループ・東海オンエアのとしみつも自身のTwitterで顔マネを披露したり、アバンティーズやしばなんチャンネルなどの人気者たちとの動画コラボも実施。あやなんには「しばゆーの女版」(※しばゆーはYouTuber業界随一とも言える、予測不能のギャグマシーンだ)と言われ、ワタナベマホトにも「編集しなくても面白いやつ、久々に見たわ」と太鼓判を押されるほど、興奮気味にその面白さを伝えている。


■独特な言語感・奇抜なファッション
 夏も冬も関係なく原色カラーのスポブラと短パンを身にまとい、「おはぴよ~!」という独特な挨拶を見てしまったら、彼女のことがもう頭から離れないはずだ。「あたおか(※芸人・見取り図のネタを無許可で使用している)」「サイアクぅ~!」など彼女の言語感覚はとても独特だ。


 その他にも夜の原宿を散策している際に、たまたま通りかかったスケートボーダーを追いかけて走り出してしまったり、ロケで外に出ると通行人に気軽に話しかけ一瞬で仲良くなってしまうなど、予想外の行動に目が離せなくなってしまう。


 中でも筆者が一番驚いたのは、新幹線の中に荷物を忘れ、終点の新潟にある忘れ物センターに荷物を取りに行ったという動画だ。


 せっかくなので新潟の観光をしようと街を散策するフワちゃん。途中で「荷物が重すぎる」という理由で道端にカバンを置き、「絶対忘れない絶対忘れないマジで絶対に忘れない!」と唱えると「これで大丈夫で~す」とその場を離れた。そこまで貴重品じゃないものは道端に置いて行くという手法を見つけたと語るフワちゃん。筆者は「そんなライフハックがあってたまるか!」と思わずツッコミを入れてしまった。


 結果、食事をしている時にiPhoneがないことに気づき、道端に置いてきたカバンの中に入っていることが判明。大急ぎで取りに戻るというオチをちゃんとつけてくれた。そんな、普通では至らない思考回路を見せてくれ、視聴者の新しい扉を開いてくれるのも彼女の動画ならではだ。


■企画力が高く、編集が独創的
 そんな人物としての魅力ももちろんだが、動画の企画力の高さ、編集技術の高さも特筆すべきところだ。初期の頃からどんどん質を上げている編集は、絵文字や可愛らしい画像、GIFを使ったコラージュのような楽しいセンスが光る編集が魅力的で、彼女の頭の中を少し垣間見られたような気持ちになる。


 また、企画力の高さは、『ZIP』(日本テレビ)、『アオハル TV』(フジテレビ)の制作に関わる放送作家・長崎周成が共にチャンネルを運営していたり、『Aマッソのゲラニチョビ』(SunSetTV)、『霜降り明星のパパユパユパユ』(SunSetTV)を手がける放送作家・白武ときお、映像作家・柿沼キヨシが参加することもあり、彼らがフワちゃんの魅力を最大限に引き出しているのも大きい。一般的なYouTuberと一線を画す、裏方の豪華さもクオリティの高い動画作りに起因していることが伺える。


 そしてYouTubeでの活動のみならず、彼女のInstagramのストーリーの使い方も少し新しい。彼女はよく海外旅行に行くのだが、あった出来事を事細かにアップしてくれる。あまりの投稿の頻度の多さに最初は驚いたが、彼女の興味があったことへの熱量がダイレクトに伝わり、自身もフワちゃんと一緒に行った気分になれる。ハワイに行った際は、空港で日本を飛び立つところから帰国までのインスタストーリーをまとめた動画がYouTubeにアップロードされ、動画が消えた後も楽しめるようになっていた。


 そんな彼女が地上波で活躍する姿を見られる時がついにきた。彼女の夢である『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)出演に一歩近づいたとも言える。いつでも予測不能&ハイテンションな彼女が、地上波という舞台でどんな姿を見せてくれるのか楽しみだ。


(平沢花彩)