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香取慎吾の悲しみと狂気が交錯 白石和彌監督『凪待ち』予告編公開

2019年04月23日 18:21  CINRA.NET

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『凪待ち』ロゴ ©2018「凪待ち」FILM PARTNERS
香取慎吾主演の映画『凪待ち』の予告編が公開された。

『孤狼の血』『サニー/32』などの白石和彌が監督する同作のテーマは「喪失と再生」。人生につまづいて落ちぶれた男・郁男が、パートナーの亜弓とその娘・美波と共に彼女の故郷である宮城・石巻で再出発を図る中、小さなほころびが積み重なり、やがて取り返しのつかない出来事が起こるというあらすじだ。郁男役を香取慎吾、美波役を恒松祐里が演じる。公開は6月。

予告編では雨の中、郁男が男に殴られるシーンや、西田尚美演じる亜弓が郁男に「一緒に向こうで暮らすなら、ギャンブルは厳禁」と言う場面、顔から血を流した郁男が「ダメなんだよ俺は、死んだ方がいいんだよ!」と怒鳴る姿、祭りで暴れる様子、美波の「自分のせいでお母さんが死んだと思ってんだ」というセリフに加えて、音尾琢真演じる亜弓の元夫・村上、リリー・フランキー演じる製氷工場の社員・小野寺らの姿が確認できる。