ARNAGE AMG GT3(加納政樹/山下亮生) SUPER GT Rd.1 Okayama 300km
悪天候の中クラッシュで開幕戦を終了、次戦にリベンジを誓う
チーム結成7年目となるARNAGE RACINGは、加納政樹選手、山下亮生選手をドライバー陣に迎え、昨年に続きMercedes AMG GT3で2019年のSUPER GTに挑むことになった。
April 13th Qualifying Day 曇り
曇り/ドライ 気温:16度 路面温度:25度 入場者:11,000人
開幕戦となる岡山GT300kmレースは4月13~14日に岡山国際サーキットで開催された。
予選の行われる土曜日は天候に恵まれ、午前中の公式練習では加納、山下両選手がマシンのフィーリングを確かめ、チームはメニューを順調にこなしてレースに向けてのセッティングを行った。(ベストラップは37Lap目に山下選手が出した1‘27.647)
午後の予選ではA、B二組に分かれて10分間のQ1が行われ、山下選手がQ2進出を目指してアタック、1’27.159をマークしたが惜しくも12位で終了。Q2に進むことは叶わず、ARNAGE RACINGは翌日の決勝を24番手から追い上げることになった
April 14th Race Day
雨/ウエット 気温:12度→14度 路面温度:14度→14度 入場者:17,400人
決勝の行われる日曜日は、ウォームアップ走行開始の頃から雨となった。初戦のスタートドライバーを任されたのは山下選手。雨雲レーダーを頼りに、チームはタイヤチョイスを雨が弱まる方向に賭けた。
降りしきる雨のなか、セーフティーカーに先導されて始まった岡山300kmレースだったが、序盤からクラッシュが相次ぐ。24番手からスタートした山下選手も11Lap目にコースアウトして26位まで順位を落としてしまう。
雨の弱まる気配はなく、度々導入されるセーフティーカーのためにピットレーンがクローズされて、チームはコンディションに合ったタイヤに交換するタイミングを掴むことができない。
23Lap目、4度目のセーフティーカー導入中に山下選手はモスS付近でコース上の雨に乗ってしまい、コントロールを失ってスピン、クラッシュしてレースを終了した。
その後レースは31Lap目に再び赤旗中断となり、30Lapを以ってレース終了となった。辛うじて規定周回数をクリアしたARNAGE RACINGは、リタイヤを免れ完走ポイントは獲得したものの、痛みの残る開幕戦となった。
応援してくださった皆さまには深く感謝しますとともに、今シーズンも変わらぬ応援を賜りますようお願い申し上げます。
なお、山下選手はクラッシュ直後にメディカルの処置を受けましたが、身体に異常はなく、その後も変わりなく過ごしております。ご心配をおかけしたことをお詫び申し上げますと共に、御心をお寄せ頂いた皆様には、深く感謝いたします。
次戦富士ラウンドは5月3日~4日に富士スピードウェイにて開催されます。引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。