『第23回手塚治虫文化賞』マンガ大賞の受賞作品および受賞者が発表された。
マンガ大賞に選出されたのは、有間しのぶ『その女、ジルバ』。斬新な表現や画期的なテーマなどを扱う作者に贈られる新生賞は山田参助『あれよ星屑』、短編賞は小山健『生理ちゃん』、漫画文化の発展に寄与した個人や団体に贈られる特別賞は『ゴルゴ13』の連載50年を達成したさいとう・たかをがそれぞれ受賞した。
選考委員を務めたのは秋本治、杏、桜庭一樹、里中満智子、中条省平、南信長、みなもと太郎、ヤマダトモコ、西村陽一(朝日新聞社)、山口進(朝日新聞社)。贈呈式は6月6日に東京・築地の浜離宮朝日ホールで行なわれる。300人を無料招待。会場では限定グッズの販売を予定している。詳細は朝日新聞社のオフィシャルサイトで確認しよう。
『手塚治虫文化賞』は、手塚治虫の業績を記念して、日本の漫画文化の発展に寄与することを目的に朝日新聞社が1997年に創設。マンガ大賞受賞者には200万円、その他の賞には100万円の賞金に加えて、それぞれ鉄腕アトム像、賞状が贈られる。