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コンビニの24時間体制、「見直しが必要」65%が回答 一方、「治安が悪くなる。ライフラインとして必要」の声も

2019年04月22日 18:20  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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Insight Techは4月22日、コンビニの24時間営業に関する調査結果を発表した。調査は今年3月にネット上で実施し、同社運営の「不満買取センター」ユーザー1500人から回答を得た。

コンビニの24時間体制をどう思うかを聞くと、「見直しが必要だ」(65%)が「このままでよい」(26%)を大きく上回った。

コンビニに休業日があるのは「よくない」3割が回答

24時間営業体制の見直しが必要だと回答した人に理由を聞くと、

「働いている人、特にオーナーの負担が大きすぎる。気の毒に感じる」
「24時間開いていると有り難さもありますが、ニュースを見て人手が足りていないお店は無理に開けなくても良いと思いました」

など、経営者・従業員の業務負担増を懸念する声が多く寄せられた。一方、「このままでよい」と回答した人からは、

「周囲の街灯がコンビニが閉まると暗くなり、治安も悪くなる可能性がある。また急な体調不良などライフラインで必要」

など街の防犯やライフライン、緊急時の拠り所としての機能を支持する声があがった。24時間営業で良かった点として「旅行中など土地勘のない場所にあると安心する」「高熱で寝ていて、動けるようになったのが深夜だったが栄養ドリンクを買いに行けた」といった声も寄せられている。

コンビニが24時間営業でない場合の希望の営業時間を聞くと、最も多かったのは「5~24時」(12.6%)。以降、「6~24時」(11.9%)、「5~25時」(7.8%)、「6~23時」(5.1%)と続く。かつてセブンイレブンの営業時間は7~23時だったが、それより長い営業時間を求める人が多いようだ。

また「コンビニに休業日があってもいい」と回答した人は53%。一方、「よくない」と回答した人も34%いた。