全日本F3選手権第2戦は4月21日、三重県の鈴鹿サーキットで17周の決勝レースが行われ、スタートを制した宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が波乱の展開を制し優勝。通算3勝目・今季初勝利を飾った。2位はエナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)、3位は小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)となった。
これでリスタート後は宮田が先頭、アーメド、小高、大湯、そして三浦愛(ThreeBond F314)をかわした河野駿佑(RS FINE K&N F318)が続くが、宮田にとってはファステストラップも奪い、フルポイントの12点を奪いたいところ。宮田はプッシュを続けると8周目に1分53秒219をマークし、これを手中に収め、そのまま逃げ切り。開幕戦の悔しさを晴らす勝利を飾った。
2位は小高を振り切ったアーメドが入り、2戦連続の表彰台に。3位は小高で、全日本F3での初表彰台となった。大湯が4位、河野が5位に。スタートでストールしたものの、追い上げたシャルル・ミレッシ(YTB by Carlin)が6位となった。マスタークラスは第2戦も山口大陸(タイロクレーシング28号)が制している。
全日本F3選手権第2戦鈴鹿 決勝レース結果 Pos.No.MCDriverCar NameCarLaps136宮田莉朋カローラ中京 Kuo TOM’S F317F317/トヨタ-トムス17265エナム・アーメドB-Max Racing with motopark F3F312/スピース17337小高一斗カローラ中京 Kuo TOM’S F317F317/トヨタ-トムス1742大湯都史樹TODA FIGHTEXF319/トダ17535河野駿佑RS FINE K&N F318F318/HWA1767シャルル・ミレッシYTB by CarlinF317/スピース17712大津弘樹ThreeBond F318F318/スリーボンド東名1788片山義章YTB by CarlinF315/スピース17913三浦愛ThreeBond F314F314/スリーボンド東名171028M山口大陸タイロクレーシング28号F315/スピース171151アメヤ・ベイディアナサンB-Max Racing with motopark F3F315/スピース171230MDRAGONTEAM DRAGON F3F314/スピース17135M久保田克昭Planex・スマカメ F3F315/トヨタ-トムス171411サッシャ・フェネストラズB-Max Racing with motopark F3F314/スピース16 ファステストラップ:宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317) 1’53.219 8/12 ペナルティ: No.11 ドライビングスルーペナルティ)国際モータースポーツ競技規則 付則H項 2.9.11(SC活動中の危険行為)) No.11 罰金3万円(全日本フォーミュラ3選手権統一規則 第21条-1(ピットエリア作業違反)