10連休目前、どのように過ごそうか楽しみにしている人も多い。一方、ゴールデンウィークの出社が決定している人もいる。
キャリコネニュース読者に「GWが10連休じゃない人の嘆き」を募ると、「飲食に休みなんてあるの?客が必要としないなら閉めてもいいけど」(20代男性/サービス業)、「こういう質問が余計にイライラを募らせる」(30代男性/営業)など怒りの声が寄せられた。
10連休中に出社する人は、飲食店、小売店、運送、清掃の仕事、車のディーラーを始めとしたサービス関連業や、医療・介護系、インフラ系などで働く人が多い。特にサービス業界からは、
「スーパーだから。365日営業だから。こっちだって人間なんだよ。少しはこっちにも恩恵に預かれるシステムにしてよ」(30代女性)
「政府は経済回したり働く環境改善したいんだろうけど裏目。かといってサービス業は安賃金、過重労働が多く、求人も人気なく中々集まらない。サービス業の人々への政策こそが必要」(30代男性)
「仕事が毎日あるサービス業なので休めない。政治人気取りの為にばらまきや休日増やすアピールするけど、忙しくなるだけだから辞めて欲しい」(40代男性)
と政府に対して、なんとかして欲しいという声が多く寄せられた。
「連休ばかり増やしてしわ寄せが来る。祝日連休増えて嬉しいのは公務員だけ」
ごみ収集に従事する40代男性は、「祝日は関係なく仕事。一応シフトで休みはもらえるが、なにかあれば動かないといけない。誰かがやらないといけない仕事とはいえ、発注者の役所が10連休というのはいかがなものか」と不満をあらわにする。
GWが休めない人の中には、公務員に怒りの矛先を向ける人も少なくない。30代女性は「連休ばかり増やしてしわ寄せが来る。祝日連休増えて嬉しいのは公務員だけ」と綴り、営業職の30代男性は、
「盆や正月もそうだったが、官公庁・他社ががっつり休んで、仕事をため込んで、連休明けに一気に出してくることが予想される。連休中に出してくれれば納期も余裕で間に合ったであろうが、GW中には手遅れになっている案件も多数含まれている」
という。「弊社はGW後の業務圧迫を最小限に減らすために会社を開けているが、10連休をがっつりとった官公庁・企業のたまり切った仕事のしりぬぐいは本当にやりたくない」と吐き捨てるように記す。
公務員「ソフトウェア改元対応と大量に出るだろう婚姻届の受付のため出勤」
一方、公務員の30代女性は、市役所で使用しているソフトウェアの改元対応確認のため出勤するという。また、
「平成最後&令和初日を記念して大量に出るであろう婚姻届・出生届の受付をさばくために出勤します。連休の初日、中日、最終日に出勤するので、連休感が薄い…。それを愚痴っても『え?公務員なら休みでしょ』と理解してもらえないのも寂しいです」
という。公務員だからといって休める訳ではなく、むしろ公的機関だからこそ出勤が必要となる人もいるようだ。
キャリコネニュース編集部では引き続き「GW休めない人の声」をお待ちしております。