4月20日、鈴鹿サーキットで行われた全日本ロードレース選手権JSB1000クラス第2戦の予選で、レース1、レース2のポールポジションを獲得した高橋巧(Team HRC)が会見に登場。予選の戦いを振り返り、レース1の展望を語った。
■高橋巧(Team HRC)/レース1、レース2ポールポジション
「開幕戦もてぎでは金曜日まで調子がよかったのに、予選では最後に決めきれず1分46秒台に入れられなかった悔しさがすごくありました」
「今回、僕たちは鈴鹿での事前テストがあり、その時に2分4秒4が出ていたので、コンディションがよければ2分3秒台に入れられると思ていましたが、金曜日の午後のコンディションだと2分3秒台は絶対厳しいと感じていました」
「予選Aグループを見ていて、コンディションが金曜日の午前のように良くなったと思い、行けるだけ行ってみようと一番前から出てていきました」
「1周目から2分4秒4が出たので、これは絶対2分3秒台を狙えると感じ、2周目に2分3秒台に入りました。1度タイムを出した時点でアタックをやめようと思ったのですが、セカンドベストを出さないといけなかったので再びアタックし、ギリギリ2分3秒台に入ることができました」
「そのあとはピットに入って落ち着き、これを越えられることはないだろうと思ったので、午後のレースに向けてどれくらいタイヤが摩耗するか、今の現状での把握しておきたかったので、タイムアタックはしませんでした。それでも2分4秒台が出たので、自分もマシンも調子は悪くないです。
「2年ぶりのポールポジションでしたが、目標にしていた2分3秒台に入れられたし、みんなに印象付けられたと思います」
「レースはコンディションでどうなるかわかりませんが、そのコンディションにもうまく合わせ込めているし、アベレージも高いところで刻めているので、まずはスタートですね。もてぎではレース1でスタートを失敗しているので、スタートで失敗しないようにして、できれば前に出て自分のペースで走りたいです」