スタジオジブリとして東京会場では約3年半ぶりに展覧会が開催されます。
本展覧会は、国内外問わず愛され続けるジブリ作品を手掛けてきた、スタジオジブリの敏腕プロデューサー・鈴木敏夫氏の“言葉”に注目した『鈴木敏夫とジブリ展』。
会場には鈴木氏が書き下ろした書やイラストをはじめ、東京会場初お披露目となる新展示「湯婆婆と銭婆の"開運・恋愛"おみくじ」などが登場。
2019年4月20日(土)~5月12日(日)の期間限定で開催される、注目の展覧会なんです!
ひとつも見逃せない『鈴木敏夫とジブリ展』©︎TS
本展覧会では、鈴木氏の幼少期~大学時代、大学卒業後に就職した出版社での記憶、 高畑勲・宮崎駿両監督との運命的な出会い、スタジオジブリでのプロデューサーとしての仕事ぶりなど、鈴木氏の人生を追体験できるような構成になっています。
全10ブースに分けて展示されている作品は、どれも色濃く当時の鈴木氏を表してくれており、ひとつとして見逃すことができません。
中でもisuta的見どころをピックアップしてご紹介します♡
『鈴木敏夫とジブリ展』の見どころを紹介! (1)書の間会場に入ってすぐの「書の間」は、展覧会のテーマである、鈴木敏夫が生み出す“言葉”を書で表現したコーナー。
力強いタッチで書かれた文字たちをただ眺めているだけで、自然と勇気が湧いてくるような、そんな気がしてきます。
残念ながらこちらのブースは一般写真撮影NG。
なのでじっくりと、自分の心に一文字、一文字刻みこむように鑑賞するのがおすすめです。
(2)名台詞の間展覧会のメイン展示物と言っても過言ではないのが、こちらの「名台詞の間」。鈴木氏の手によって書かれた文字が紙から大きく飛び出し、展示されているコーナーです。
「もののけ姫」や「天空の城ラピュタ」、「千と千尋の神隠し」などの作中に登場する名言が、言葉本来の力を持って目の前に迫ってくる空間は、まるでパワースポット。
このコーナーは一般写真撮影OKなので、眺めて、写真にも撮って、言葉から発せられている力を感じ取ってみては。
(3)言葉の魔法~湯婆婆と銭婆の“開運・恋愛”おみくじ展示物を眺めるコーナーが多い中、「言葉の魔法」は唯一の体験型コーナーになっています。
コーナーの中央に位置している、湯婆婆(恋愛みくじ)と銭婆(開運みくじ)の口の中に手を入れ、お札を1枚取り出します。
そのお札に書いてあった番号と同じ棚の引き出しを開け、おみくじを1枚GET!
どんな言葉が書かれているのかは、引いてからのお楽しみ。開運みくじと恋愛みくじ、どちらも引いてみてくださいね♡
※一般写真撮影可能コーナーです。
(4)油屋『鈴木敏夫とジブリ展』を締めくくるのは、「千と千尋の神隠し」に登場する“油屋”の巨大立体模型!
あの世界からそのまま飛び出してきたかのようなリアル感と存在感に、映画を観たことがる人ならつい興奮してしまうはず。
橋の袂で写真を撮ると、自分も「千と千尋の神隠し」の登場人物になったみたいに錯覚できておすすめです♩
※一般写真撮影可能コーナーです。
全コーナーから“ジブリの世界観”がリアルに感じられる『鈴木敏夫とジブリ展』は、鈴木氏が生み出す言葉の力強さや、普段使っている言葉について改めて考えさせられると共に、フィクションである“ジブリの世界観”をどこよりもリアルに感じられる展覧会になっています。
作品ビジュアルを観て、各作品の名言を眺めているだけで「この人たちが世界のどこかにいる」と確信を持って感じることができるから不思議です。
ちょっと背中を押されたい人、懐かしい気持ちになりたい人、たくさんの言葉に触れたい人は、ぜひ『鈴木敏夫とジブリ展』に足を運んでみては?
■『鈴木敏夫とジブリ展』概要
会場:神田明神「EDOCCO」2F 神田明神ホール 住所:東京都千代田区外神田2-16-2 会期:2019年4月20日(土)~5月12日(日)※会期中無休 時間:10時~18時(最終入場17時半) 入場料:大人1,300円、中高生800円、小学生600円 特設サイト:https://ghibli-suzuki.com/