序盤は1分38~39秒台のタイムが並び、シーズンオフのテストでも好調さを見せていたパロウ、2018年のチャンピオンである山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、同じくルーキーの牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)がトップ3につけていた。走行時間の折り返しを迎える前には関口が全体のトップに浮上するが、パロウがそれを上回り再びトップに立った。
残り時間27分、セクター1で自己ベストタイムを更新していた大嶋和也(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)がデグナーのふたつ目でマシンが横を向いた状態でストップしてしまい、セッションは赤旗中断に。大嶋のマシンを撤去し、残り時間19分の時点でセッションが再開された。
ところが残り時間11分のところで、今度はトップタイムをマークしていたパロウがデグナーふたつ目の立ち上がりでストップしてしまい、再び赤旗が出された。セッションは残り時間3分となったところで再開され、5分間の延長が決定。終盤はタイムを更新するマシンも多かったが、結局パロウがトップのまま専有走行は終了。2番手は関口、3番手は終盤にタイムアップを果たしたティクトゥムとなった。なお5番手のハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)のみソフトタイヤでの計測だったようだ。
■2019全日本スーパーフォーミュラ選手権 第1戦鈴鹿 金曜専有走行タイム結果(編集部計) 天候:曇り 路面:ドライ Pos.No.DriverTeamEngineTime164A.パロウTCS NAKAJIMA RACINGHONDA1’38.095219関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1’38.174315D.ティクトゥムTEAM MUGENHONDA1’38.46941山本尚貴DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA1’38.471551H.ニューウェイB-Max Racing with motoparkHONDA1’38.551636中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1’38.918765牧野任祐TCS NAKAJIMA RACINGHONDA1’38.923850L.アウアーB-Max Racing with motoparkHONDA1’38.950920平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1’39.1691038石浦宏明JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1’39.189113山下健太KONDO RACINGTOYOTA1’39.1901216野尻智紀TEAM MUGENHONDA1’39.2171318小林可夢偉carrozzeria Team KCMGTOYOTA1’39.237147A.マルケロフUOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1’39.4321539坪井翔JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1’39.445168大嶋和也UOMO SUNOCO TEAM LEMANSTOYOTA1’39.5581737N.キャシディVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1’39.590185福住仁嶺DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA1’39.708194国本雄資KONDO RACINGTOYOTA1’39.7112017T.シャルパンティエREAL RACINGHONDA1’40.187