メルセデスの高性能モデルを手がけるメルセデスAMGブランドから、内外装ともにブラックで統一した5月12日までの期間限定受注による新型『Gクラス』の特別仕様車『メルセデスAMG G63 Edition Matt Black』が登場。4月15日より注文受付が開始されている。
長年ファンに親しまれるコードネーム“W463”はそのままに、2018年に約40年ぶりとなるモデルチェンジを果たした『メルセデス・ベンツGクラス』は、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、最新のパワートレインと先進技術でアップデートされ、オンロードおよびオフロードにおいて最適なパフォーマンスを発揮する究極のオフローダーとして進化を遂げた。
この特別仕様車のベースとなる『メルセデスAMG G63』は、そんなオフローダーとしてのGクラスに、AMGのモータースポーツで培ったテクノロジーを搭載したトップパフォーマンスモデルとなっており、メルセデスAMG社が完全自社開発した最高出力585PS、最大トルク850Nmを発揮する4リッターV8直噴ツインターボエンジンの“M177”を搭載。
砂型鋳造されたクローズドデッキのアルミニウムクランクケースに鍛造アルミニウム製ピストンを組み合わせることで、軽量かつ高強度なエンジンとなり、シリンダーウォールにはスチールカーボン材を溶射コーティングする“NANOSLIDE摩擦低減加工”を施すことで、フリクションロスを大きく低減している。
また、2基のターボチャージャーはV型シリンダーバンクの外側ではなく内側に配置するホットインサイドVレイアウトとし、エンジンを可能な限りコンパクト化するとともに、ターボチャージャーへの吸排気経路を最適化することで、優れたレスポンスを実現した。
さらに『メルセデスAMG G63』専用装備として、圧倒的なパフォーマンスに対応するAMG強化ブレーキ、コーナリング時やブレーキング時には硬いスプリングレートに瞬時に切り替えることで、高い安定性と思いのままの俊敏なハンドリングを実現する"AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション"も採用している。
そのベースモデルに対し、エクステリアでは通常設定していない特別仕様車限定のデジーノマグノナイトブラックと22インチマットブラックホイールを採用し、艶消しブラックのGクラスが場所を問わず圧倒的な存在感を放つ仕様に。
さらにAMGナイトパッケージをあしらい、通常モデルではクロームが用いられる前後バンパーのアクセント、スペアタイヤカバー、アンダーボディプロテクション等もブラックとなり、ウィンカーレンズ、ヘッドライト、リアコンビネーションランプをダークティンテッド仕上げとして、徹底した差別化も図られた。
またインテリアでは随所にカーボンインテリアパネルを採用することで、ブラックで統一されたシックで落ち着いた中にもAMGらしいスポーティな印象も演出されている。
全車左ハンドル仕様のみとなる『メルセデスAMG G63 Edition Matt Black』の価格は2320万円となり、デリバリーは4月下旬以降が予定されている。
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