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DEEP、『ROAD TO D 夢への軌跡』でオーディションの模様配信開始 第1回は大阪一次審査

2019年04月18日 10:31  リアルサウンド

リアルサウンド

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 高い歌唱力と美しいハーモニーが特徴のボーカルグループ、DEEP。2018年12月31日をもってメンバーのRYOが脱退し、2019年2月19日に『DEEP VOCALIST AUDITION』を開催することを発表。そして、その一次審査から最終審査までの模様を届ける公式配信番組『ROAD TO D 夢への軌跡』が、MixChannel内でスタートした。4月16日には、第1回目が配信。この日は、2日間開催された大阪一次審査の様子が配信された。一次審査の内容は20秒間のアカペラ歌唱のみ。年齢、性別、プロ・アマ不問という夢のオーディションを勝ち抜くべく、老若男女多くの人が集まった。


(関連:DEEPが語る、RYOの引退とシングル『WISH』に込めた想い「僕らは歌い続けていくしかない」


 オーディション開始前、参加者だけでなくメンバーも「めちゃくちゃ緊張しています」と語りつつ、「僕らにとっては初心に返れる素敵なオーディション」とコメント。そして、メンバーのTAKAは「こういう子を入れたい、っていうのは決めていなくて。今(本番前)でも決めていないんで」と話す。YUICHIROも「緊張もあるけど、楽しみな気持ちがたくさんあります」と、ワクワクした表情を見せていた。


 いよいよ一次審査がスタート。エントリーNo.1は、衣笠裕一郎さん(26歳)。歌唱曲に選んだのは、Skoop On Somebody「sha la la」。トップバッターの感想を「とにかく緊張した」と語る衣笠さん。今回、年齢制限がなかったためチャレンジしたという彼も然り、この2日間は8歳から57歳までがオーディションに参加している。選んだ曲も様々だ。最年少参加者は、上人美桜さん(8歳)。E-girls「ひとひら」を振り付きで披露し、「世界に通用する、プロの歌って踊れるダンサーになりたい」とコメントしている。一方、最年長の山本裕子さん(57歳)はMISIA「Everything」を披露。「残りの人生を(自分のために)走っても良いのかなと思って(オーディションを受けた)」と語る山本さん。参加理由も十人十色である。


 ここで、年齢・性別に分けてオーディションの様子が流れる。まずは「男性10代編」。すでに完成されている人、透き通るような声を持っている人、ラップにチャレンジする人……、まさに原石のような人材が登場した。続いては、実力派が揃う「男性20代以上編」。地元で開催されるオーディションの日の予定が合わず大阪まで来た人、子どもとの何気ない会話の中でオーディション参加を決めた人、夫婦でオーディションに参加した人……、バラエティ豊かな参加者が次々とレベルの高い歌を披露する。


 続いては「女性10代編」。小学生から19歳まで年齢層は幅広く、張りのある声質の参加者が多い印象だ。中には小学生・中学生姉妹も。そして最後は「女性20代以上編」。普段から歌っている参加者が多く、プロ顔負けの人も少なくなかった。


 こうして終えた一次審査後、メンバーのKEISEIは「グループ目線とシンガーさんへのリスペクト目線という両方で考えると、全員グループに入れたい気持ちがありますね」と語る。TAKAも「自分たちがあの年齢のころ、あんな歌えてないっすよね」とコメントしており、参加者のレベルの高さがうかがえるオーディションとなった。


 今回印象的だったのは、参加者が皆「楽しかった」と口を揃えていたこと。どの人も堂々としたパフォーマンスが魅力的であった。来週は名古屋一次審査の様子が配信される予定だ。(高橋梓)