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2組の同性カップルが4人で協力して妊活に励む 台湾映画『バオバオ フツウの家族』9月公開決定

2019年04月18日 10:11  リアルサウンド

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 昨年秋、台湾で同姓婚を巡る是非の国民投票の中公開された映画『バオバオ フツウの家族』(原題:親愛的卵男日記)が、9月に日本公開されることが決定した。


参考:『クーリンチェ少年殺人事件』主演チャン・チェンが語る、ヤン監督たちと過ごした日々


 2018年秋に台湾で公開された本作は、それに先立ち同年8月~9月に開催された「第五回台湾国際クイアフィルムフェスティバル」のオープニング作品として、海外では、スペインとロサンゼルスの映画祭で上映されている。ジョアンとシンディ、チャールズとティムという、2組の同性カップルが子供を持ちたいという願望から始まるこの物語は、ウェイ・ダーション、トム・リン、ヤン・ヤーチェなど、今や時代を牽引する監督たちを輩出した台湾で、新人登竜門として一番大きな脚本賞のコンペから生まれた。


 また、日本版ポスタービジュアルも公開。主人公4人をイメージさせるイラストを描いたのは、イラストレーターの田辺ヒロシ。デザインを橘高つむぎ(ビームス)が担当した。


 さらに、ジョアン役のクー・ファンルーの来日も決定。日本ではドラマ『流星花園』(台湾版ドラマ『花より男子』)での道明寺司の婚約者役で知られる女優だ。劇場公開に先駆け、渋谷アップリンクで4月29日に1回だけ行われる特別上映で舞台挨拶に登壇する。また、4月28日と29日に代々木公園で行われる東京レインボープライド2019のステージにも登場する。(リアルサウンド編集部)