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“東大生正解率0%”の超難問とは? 東大王・伊沢拓司が送る「QuizKnock」動画をチェック

2019年04月17日 18:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 TBS系で好評放送中のクイズバラエティー番組『東大王』。東京大学/東京大学大学院のクイズ王たちと、頭脳派芸能人チームの熱いバトルで人気を博している。東大王の象徴的存在である伊沢拓司は3月いっぱいで卒業したが、解説者&芸能人チームの助っ人として活躍中。卒業に落胆していたファンをよろこばせている。


(参考:『東大王』が休みでも頭の体操! 伊沢拓司が送るYouTubeチャンネル・QuizKnockの名物企画


 そんな伊沢は、『QuizKnock』というクイズをベースに幅広い知識を届けるウェブメディアを運営しており、同名のYouTubeチャンネルでも日々、動画をアップしている。先週に引き続き、今週も『東大王』は特番のためお休みなので、知的好奇心を満たしたい人は、動画を楽しんでみるのもいいだろう。


 今回紹介したい動画は、「【東大生正解率0%】最強の超難問に挑戦!」だ。


 誰も正解できない「激ムズ問題」を作れるのは誰かを競う、今回の企画。伊沢を始め、『QuizKnock』ライターの山本祥彰、須貝駿貴、川上拓朗、司会には河村拓哉が登場し、それぞれ河村を含め1人1つが制作したクイズを出題し合い、1人でも答えを知っていたら「超難問ではない」ので失格という判定になる。例えば、「僕の昨日の晩ご飯は何でしょう」といった誰も答えることのできないクイズではなく、超難問の中で面白かったものに投票し、1番票が多いものが優勝という絶妙な塩梅が試される企画だ。


 まずは、例題として司会の河村が出題したのが「2011年、人類が天然痘に次ぎ根絶した感染症は何?」という問題。伊沢、川上、山本、須貝と答えていき、感染症を答えていくクイズになりかけていく中、見事超難問に認定。「人類が根絶しているけど、人類の感染症ではない」という前置きがあり、河村から答えが発表された。その昔、誰もが知る家畜に壊滅的被害を与えた感染症なのだが……正解は動画にて確認してみてほしい。


 その後は、須貝から「アニメ『少年ハリウッド』に登場するシャチョウの若い頃の芸名は少年ハリウッドのシンボルになってほしいことからなんでしょう?」、山本から「『グラスホッパー』はバッタ。では、グレース・ホッパーが造語した虫関係の言葉は?」、伊沢から「Ustreamは2000年代中盤に、ある限定的な用途のため開発された。さて、何?」、川上から「山田耕筰にハゲを指摘し、彼を改名させた人物は誰?」という4問が出題された。アニメ、IT用語、動画サービス、偉人と多種多様な問題が生まれてくるのが、『QuizKnock』ならでは。


 結果として、3票を獲得した須貝の『少年ハリウッド』クイズが超難問に決定。川上は「ギリ正解できそうなんだよな。全く知らなくても」と評価していた。彼の言う通り、須貝の問題は「ハリウッド」というキーワードから捻り出していけば、知識がなくてもどうにか答えを導くことができる問題。誰も答えることが出来なかった超難問だが、巧妙に作られていることで納得するという点が、須貝の勝因と言えるだろう。それぞれの問題の答えが気になる人は、ぜひ動画を視聴してみていただきたい。


(汐華熱波)