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アリアナ・グランデ、野外フェス・コーチェラのギャラは約9億円 2017年レディー・ガガの倍額に

2019年04月17日 11:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

大盛況のステージを繰り広げたアリアナ・グランデ(画像は『Ariana Grande 2019年4月15日付Instagram』のスクリーンショット)
現地時間14日、野外フェス「コーチェラ(Coachella Valley Music and Arts)」に“最年少ヘッドライナー”として登場した歌姫アリアナ・グランデ。第1週目のステージは懐かしのアーティスト達とのコラボで大盛況のうちに幕を閉じた。『Variety』では同野外フェスでアリアナが受け取るギャラは約9億円にのぼると報じており、これは2017年にヘッドライナーを務めたレディー・ガガに支払われた金額の倍に当たることが明らかになった。

世界屈指の野外フェスと名高い「コーチェラ」で史上最年少、またビョーク、レディー・ガガ、ビヨンセに続き史上4人目の女性ヘッドライナーを務めたアリアナ・グランデ。

ステージでは自身のヒット曲を次々と披露したアリアナだが、この日は90年代を象徴するボーイバンド「イン・シンク(*NSYNC)」や人気女性ラッパーのニッキー・ミナージュ、また音楽プロデューサーのディディー(旧P.Diddyことショーン・コムズ)、男性ラッパーのメイスらがサプライズで登場し、豪華なコラボパフォーマンスで観客を魅了した。

のちにステージの様子をとらえた数々の写真をInstagramにアップしたアリアナは、コラボした各アーティスト達へ感謝のメッセージを綴っている。

『Tearin’ Up My Heart』のメロディに乗せた見事なダンスムーブで会場を沸かせた「イン・シンク」には、

「この興奮から覚めるのに一生かかりそうよ」
「子供時代の憧れのヒーロー『イン・シンク』は、今まで出会ったどんなヒーローよりも親切でカッコよくて、可笑しくて、素敵な人達だった」
「このステージのために時間と労力を惜しみなく注いでくれて、本当にありがとう」

と感謝を述べた。

そして「俺の妹分、アリアナに大きな声援を! 色々辛いことがあった後も、アリアナはこうしてステージに立っている」と激励したディディーとは、ノトーリアス・B.I.G.の没後ヒット曲『Mo Money Mo Problems』を披露したアリアナ、Instagramでは彼の優しい気遣いに触れ、

「温かいあなたの言葉とエネルギーに感謝。泣くのをこらえるのに必死だったわ」

と回想している。

サウンド不備のため、2014年のヒット曲『Bang Bang』のパフォーマンスが思うようにいかなかったニッキー・ミナージュには、

「あの最悪な事態を一緒に乗り切ってくれてありがとう。観客のみんなのおかげで、最後までパフォーマンスをすることができたわ。永遠に愛してる」

と記した。

“Ariana”と“Coachella”をかけた造語“Arichella”がTwitterワールドトレンドで1位獲得、そして各メディアも「圧巻のパフォーマンス」「歴史を塗り替えた」と大絶賛だったアリアナのステージ。『Variety』が伝えたところによれば、この野外フェスで彼女が稼ぎ出す金額はなんと800万ドル(約9億円)だそうだ。2017年にヘッドライナーを務めたレディー・ガガのギャラが300万ドル(約3.4億円)~400万ドル(約4.5億円)だったことから、アリアナはその倍近い金額を手にすることになる。純資産額5000万ドル(約56億円)とも言われるアリアナが、たった2回のパフォーマンスでその6分の1以上を稼ぎ出すという事実は、アリアナ・グランデというパフォーマーの今の市場価値を如実に表していると言えそうだ。

そんな紛れもない“トップアーティスト”であるアリアナ、Instagramにはファンに向けて「来週会おうね。愛してる。ありがとう」とメッセージが綴られている。「コーチェラ」は今月19日~21日に第2週目が開催され、アリアナはその最終日21日に再びステージに立つ。

画像は『Ariana Grande 2019年4月15日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)