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「今年は決勝スタートがうまくいかない」。悩むフェルスタッペン、レッドブル・ホンダのアップグレードに期待

2019年04月17日 07:41  AUTOSPORT web

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2019年F1第3戦中国GP 決勝スタート直後のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは車体とパワーユニットの両方がさらに改善されて、トップ争いができるようになることを願っている。現時点では満足いくペースを発揮できずにおり、スタートの蹴り出しにも不満があるとフェルスタッペンは言う。

 開幕戦で3位表彰台を獲得した後、4位を2回獲得し、フェルスタッペンは現在ランキングでメルセデスのふたりに続く3位に位置している。しかしパッケージのパフォーマンスではフェラーリにはかなわないと感じており、さらなる改善が必要であると述べている。

「今回もたくさんポイントを稼ぐことができた。でも決勝中、それほど多くのアクションはなかった」とフェルスタッペンはZiggo Sportに対して語った。

「『フラストレーションを感じる』と言ったら言い過ぎだけど、今の僕らはレースペースがよくない。だからポイントを取りこぼさずに可能な限りつかむ必要があるんだ」

「シーズンはまだ始まったばかりだ。アップグレードが導入されて、戦いに戻れることを願っている」

 現在不満を感じているエリアのひとつとして決勝スタートを挙げるフェルスタッペンは、ホンダとともにグリッドからの発進を改善するための取り組みを行っているところであると語った。

「今のところいいスタートは一度も切れていない。ホンダとともにいいスタートを切る術を探っているところだ。改善の余地があるエリアだからね」

 次戦アゼルバイジャンGPで新パーツが導入される予定だが、ライバルと比較してのパフォーマンスレベルがどれぐらい改善するかは分からないと、フェルスタッペンは言う。

「バクーではマシンとエンジンに新しいパーツが導入される予定だ。本格的なアップグレードはもっと後になるけどね」

「今の段階ではここまでのシーズンを正確に判断するのは難しい」

「今回はメルセデスが速かったが、前回はフェラーリが速かった。僕らがどうなのかはまだ分からない部分がある」