レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコの主張とは対照的だが、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、彼も彼の父親のヨスも、メルセデスF1の代表であるトト・ウォルフから電話を受けたことはないと語っている。
先週、メルセデスがマックスに注目しており、レッドブル・レーシングが彼の期待に添えない場合は、彼を引き抜く用意があるという報道が、マルコのコメントによって火が付く形で各メディアから浮上した。
マルコはドイツの『Auto Bild』誌に対し、「トト・ウォルフはこの数カ月、彼とヨスにたびたび電話をかけている」と語ったとされている。
ところがマックスは、「その記事を読んで驚いた。なぜなら、トトと話したことはないからだ」と語った。
「彼は僕に電話をかけてなどいない。彼は僕の電話番号すら知らないよ。面白いことだね」
21歳のマックスは、2020年末までレッドブルとの契約下にある。だがパフォーマンスに関する特定の条項が満たされなければ、マックスが2019年シーズン末に移籍する可能性も考えられる。
「自分の契約については話せないし、話すことはない。これはごく普通のことだと思う」