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有吉弘行『ストⅡ』オンライン“全員勝つまで帰れない”企画で大苦戦「なんだ、この地獄は……」

2019年04月15日 17:41  リアルサウンド

リアルサウンド

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 4月14日に放送されたゲームバラエティ番組『有吉ぃぃeeeee!そうだ!今からお前んチでゲームしない?』(テレビ東京系)で、有吉弘行が対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』でオンライン対戦を繰り広げた。


(参考:『有吉ぃぃeeeee!』作家チームが語る“引き算の演出”のつくり方


 芸能界きってのゲーマー・有吉が、タカアンドトシ、アンガールズの田中卓志と共に毎回様々なタレントの自宅に訪問し、eスポーツゲームで対戦するという同番組。第22回目の放送では、藤田ニコルをゲストに迎え、お笑いトリオ・我が家の坪倉由幸宅へ訪れた。


 『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』は、初代ストリートファイターから海外版も含め24種類のソフトが収録されている豪華版。今回は、その中から410万本を売り上げた大ヒットスーパーファミコン用ソフト『ストリートファイターII’ TURBO』(以下、ストⅡ)をチョイスしてプレイすることになった。


 最初に練習時間を聞くのが番組のお約束。いつものように、30時間男の異名を取る田中が「僕は20時間くらい」と明かすと、トシは「すごいなお前はいつも」と感嘆。しかし、ゲストである坪倉が「僕は皆さんほど忙しくないので、気付いたら40時間くらいやっていました」と思わぬ熱心さを垣間見せ、レギュラー陣をどよめかせた。


 通常、オンラインプレイヤーに1勝することを目指していく同番組だが、今回は有吉の「今日はもう全員が勝つまで帰らないよ!」という一言により、急遽「全員がオンラインで勝利するまで帰れない」というコンセプトのもと進められることになった。初陣に臨んだのは、自慢の格ゲー専用コントローラーを取り出したタカ。せわしなくカタカタとボタンを叩き、互いに1本ずつ奪い合う奮戦を見せるも、あと1歩のところで勝利を逃してしまう。敗北が決まった瞬間、顔を覆い「あんなに練習したのに!」と嘆いた。


 タカの仇を討つべく、次に挑戦したのは坪倉。シリーズでお馴染みの力士キャラ・エドモンド本田で挑み、あっさり1本先取されるも、“40時間男”のポテンシャルは伊達じゃなく、終盤に驚異の粘りを披露して、辛くも勝利。最初の一勝を挙げると「やった! 40時間報われた……!」と安堵の表情を浮かべた。


 この勢いに乗って、藤田もオンラインの戦場へ。中国の女性ファイター・春麗をチョイスしてバトルを繰り広げると、緊張からか「あ、あ、あ、あ、もれちゃう、もれちゃう……」と困り顔に。けれども、対戦のほうは、ボタンを連打すれば出せるシンプルな必殺技「百裂キック」を主体にした戦法で終始優勢に運み、難なくチーム有吉に2勝目をもたらした。


 「すごいぞ! 2連勝だ!」と大いに沸くレギュラー陣。藤田も嬉しそうに「このまんま行こう! 誰やる? 誰やる?」とコントローラーを次のプレイヤーに託そうとするも、ゲスト2人が作ってくれた良い流れを断ち切るのが怖いのか、誰も藤田と目を合わせたがらない。レギュラー陣は口をそろえて「俺たちは四天王だから、出るまでもない。よくやった!」と腕組みをして強キャラ感を出し番組を〆ようとするも、藤田からは「ダサい!」を連呼されていた。


 そんな藤田の罵倒が効いたのか、ここから“四天王”は意地を見せる。トシ、タカが立て続けに勝利し、リベンジを果たしたタカは「見たか! これが四天王だ!」と雄叫びを上げた。続く田中も、足払いを連発する効率的な戦法で接戦を制して見せた。そして「全員勝つまで帰れないぃぃeeeee!」企画における最後のバトンは、言い出しっぺの有吉に託されることに。


 が、最後の最後でまさかの大苦戦。オンラインの猛者相手にドロ沼の4連敗を喫し、「ちょっとみんなしゃべらないで」と周囲に促すもやっぱり負けて5連敗。6戦目では「やっぱり、アドバイスは欲しい」とサイレントモードを解除して臨むも、またもや敗北を喫し「なんだ、この地獄は……」と泣き言を言っていた。その後、有吉の戦いはなんと13戦目に突入。「ちょっともう最後だと思ってやるわ……」と悲壮な覚悟で勝負に挑んだのが功を奏したのか、ギリギリのところでついに勝ちを掴むことに成功し、見事、オンラインプレイヤーに全員勝利の目標を達成した。


 なお、番組の公式Twitterでは先々のラインナップや対戦にあたっての情報を更新中。腕に自信のある方、番組を通してゲームを楽しんでみたい方はぜひ参加してみては。(こじへい)