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リンス、自身初の最高峰クラス優勝に歓喜「信じられない」/MotoGP第3戦アメリカズGP 決勝トップ3コメント

2019年04月15日 10:51  AUTOSPORT web

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最高峰クラスで初の優勝を果たしたリンス
MotoGP第3戦アメリカズGPで優勝を飾ったアレックス・リンス、そして2位のバレンティーノ・ロッシと3位のジャック・ミラーが決勝レース後、プレスカンファレンスに登場。劇的なレースを振り返った。

■アレックス・リンス/チーム・スズキ・エクスター(決勝 優勝)
「信じられない。ここ(アメリカズGP)で、(MotoGPクラスの)初勝利を上げることができた。今週末はバイクを止めるのに少し苦労していたんだ」

「とにかく、レースではすべてを忘れて挑んだよ。バレンティーノ(・ロッシ)がミスをして、僕は彼をオーバーテイクした。最後の4周か3周はトップでチェッカーを目指したんだ。11コーナーではブレーキングでミスをしてしまって、『ワオ、バレンティーノが抜き去っていってしまうぞ』と思ったけれど、彼も同じだったみたいだ。(優勝できて)ものすごくうれしいよ」

「僕たちは昨年終盤からとても強くなっている。より多くのレースで、同じようなレベルにいられることを望んでいるよ」

■バレンティーノ・ロッシ/モンスターエナジー・ヤマハMotoGP(決勝 2位)
「複雑な気持ちだね。優勝を逃してしまい、とても残念だという気持ちもあるし、一方ではいいレースができたから満足もしている。今週末、僕は強かった。前戦のアルゼンチンGP同様にね。だから、ポジティブでもあり、ネガティブでもあるんだ」

「マルク(・マルケス)を交わそうとついていこうとしたけれど、マルケスの方が僕よりも速かった。マルケスがクラッシュして驚いたけれど、チャンスだと思ったよ。最善を尽くした」

「レースはよかったよ。僕たちは速かった。もしすべてが完ぺきだったなら、最終ラップでもう一度(リンスに)仕掛けることができたかもしれない。けれど、ブレーキングミスをしてしまったんだ」

「チャンピオンシップの状況はおもしろいね。特に、マルケスが今日、ミスをしたからね。違うメーカーのライダーが9ポイント以内にいる。(次戦からヨーロッパラウンドに突入することについて)もちろん、ヨーロッパでのレースは大好きだよ。けれど、過去には僕やヤマハにとって厳しかったこともある。しっかり競い合うことができるのか、興味深いところだね」

■ジャック・ミラー/プラマック・レーシング(決勝 3位)
「(今日は)ラッキーだったよね。今週末は天候のせいでフリー走行3回目がなくなって、(タイヤの)決断が難しかったよ。周りと話しもした。僕は前後にソフトタイヤを選択した。ミディアムタイヤはよくなかったのだけれど、大いに悩まされた」

「いいレースだったし、いいスタートが切れたと思う。バレについこうと、懸命にプッシュした。運よくふたりのクラッシュ(マルケスとカル・クラッチロー)があったにせよね」