2019年F1中国GP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは10位だった。FP3で大クラッシュしたことでピットレーンからスタートしたアルボンは、ソフトタイヤからハードへと交換する1回ストップで走り、オーバーテイクを繰り返して10番手に浮上。終盤、すぐ後ろにロマン・グロージャンが近づいてきたものの、ポジションを守り切り、入賞を果たした。アルボンはドライバー・オブ・ザ・デーにも選ばれている。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
アレクサンダー・アルボン 決勝=10位
最初に、昨日大量の作業をしてくれたチームに心からお礼を言いたい。FP3の後は見通しが暗く思えたが、昨夜皆が頑張ってシャシー交換をしてくれた。彼らのおかげでいいレースができた。1ポイントを持ち帰り、努力に報いることができてうれしい。
金曜に僕は少し悲観的になっていたけど、チームの皆が頑張って作業してくれた。だからこのリザルトは彼らのものだ。
週末を通してペースがよかったから、予選に出ていたらQ3進出に挑戦できたはずだ。でもマシンを修理しなければならず、そのチャンスを失った。
最初は2回ストップでいく予定だった。大部分の人にとってタイヤのデグラデーションは予想よりも大きかったが、FP2でのテストで僕らのタイヤの状態はよかったから、1回交換で行くことにした。ハードタイヤを長く持たせなければならなくて、とても難しいレースだった。終盤にはグロージャンに抜かれそうになってドキドキしたけど、何とかポジションを守り切れたから本当にうれしい。